iPhoneの“片手撮影”が劇的に安定 MagSafe対応「SnapGrip」が便利すぎる(1/3 ページ)
iPhoneの背面にあるマグネット「MagSafe」を使ってぴったりと着く「SnapGrip」。その便利さについて考えてみた。
みなさま、iPhoneの背面に仕込まれたマグネット「MagSafe」は活用しておりますでしょうか。
ワイヤレス充電用ではあるのだけど、iPhoneの中央にぴたっと磁石でくっつけられるという仕組みを利用した、いろんなアイテムが出ているのである。
その中から撮影に便利そうなものを2回に渡って紹介したい。前編は、ShiftCamが販売している「SnapGrip」である(Amazon.co.jpで1万2800円)。iPhoneの本質はカメラだ、と思っている人も、iPhoneをカメラとしてもっと使いやすくしたい人も必見。一度使ったら手放せなくなるのだ。
磁石を使ってiPhoneの背中に装着するだけでよい
以前からiPhoneのカメラ機能を拡張するアイテムを次々と開発してきたSHIFTCAMがMagSafeを利用した撮影用のグリップを開発したのだ。簡単にいえば、iPhoneに取りつけて使うシャッター付グリップ。デジタルカメラを持つときのように右手でしっかりグリップしてシャッターを切れるので撮りやすいし、片手で撮るときも安定する(ついでにしっかりグリップできるので片手撮りでも落とす心配がない)。
iPhoneでしっかり構えて撮りたい人……のみならず、片手でさっと撮りたい人にもいい。
で、これがすごいのは、磁石を使ってiPhoneの背中にぴたっと装着するだけなので、脱着がめちゃ簡単なことだ。必要なときだけバッグから出して付ければOK。
今までiPhoneに装着するケース型のシャッター付グリップっていくつもあったけど、汎用(はんよう)性ではこれが一番。
MagSafe対応のiPhoneならノーマルiPhoneだろうがPlusだろうがProだろうがPro Maxだろうがどれにでも使えるし、MagSafeが廃止されない限り、今後のiPhoneでも使えるのもいい。
3番目の良さは、縦位置でも横位置でも使えること。グリップはマグネットで付くだけなので方向はどちらでもいい。
画期的なのは「縦位置」撮影がものすごく楽になることなのだ。これは使ってみてびっくり。
縦位置で撮るときって、どうしても片手でiPhoneを持ってもう片方でシャッターを押す必要があるじゃない(まあ手が大きい人とかは大丈夫だろうけど)。
でもこれを付けておけば、片手で安定して撮れるのだ。例えば、左手で猫をなでながら右手だけで縦位置動画とか簡単である。
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