iPhoneの“片手撮影”が劇的に安定 MagSafe対応「SnapGrip」が便利すぎる(2/3 ページ)
iPhoneの背面にあるマグネット「MagSafe」を使ってぴったりと着く「SnapGrip」。その便利さについて考えてみた。
ワイヤレスでシャッターを切れて、モバイルバッテリーやスタンドとしても使える
シャッターはBluetoothでワイヤレス接続。
ある意味ワイヤレスリモコンでもあるわけで、背面に装着しなくても左手にiPhoneを持ったり(自撮り棒につけたり)iPhoneをどこかに置いたりして、右手にSnapGripを持ってシャッターを切ればワイヤレス撮影もできるのである。
役に立ちすぎ。
このSnapGripだけど、持ってみると少々重い。実測で140g弱ある。その理由は、グリップ部にリチウムイオンバッテリーを内蔵しているから。実はこれ、iPhoneに装着すればそのままモバイルバッテリーとしても使えるのだ。
ただし、容量は3200mAhしかないし、ワイヤレス充電ってそもそも損失がでかいので実用性は微妙だけど、少なくとも動画や写真を撮りまくってバッテリーを多く消費する分は補える感じ。特に4K動画は電気を食うので、その分これがあると安心だし、いざというときの非常用バッテリーとしてもうれしいところだ。
さらにもう1つよいところは、何気に机の上なんかでiPhoneを使うときのスタンドにもなること。ちょっと安定性がアレなのでもろ手を挙げておすすめする使い方じゃないけど、動画を見たりFaceTimeしたりインカメラでちょっと自撮りしたりするときに便利。
なんか「1台何役だよ」という感じでしょ。私も使ってみてびっくりした。最初はMagSafeで背面にくっつけてカメラ気分を味わうグリップだよね、という程度に思っていたから。
個人的には「縦位置写真」や「縦位置動画」を撮るときに欠かせないし、撮るときの気分もカメラっぽくて盛り上がるし、簡易スタンドにもワイヤレスシャッターにもなるしで、使いでがありすぎる。
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