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スマホ初心者がカメラ撮影で失敗するポイント ドコモスマホ教室で分かったこと(2/2 ページ)

全国のドコモショップで約40講座が開かれているドコモスマホ教室。スマホの基礎から応用まで幅広く学べる。今回はシニアがメールのどのようなことに困り感を抱き、ドコモスマホ教室ではそれに対してどのようにサポートしているのか聞いた。

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撮影した写真と動画の管理は大変

 他にも撮影した写真と動画の管理を、虹色の花柄のアプリを使って行うことについても、講師が丁寧に指導していた。初心者だとどこに何のアイコンがあるのか、そこから学ぶ必要があるようだ。具体的には以下のアイコンだ。

  • 撮影した写真や動画の左下にあるのが共有
  • その右隣がお気に入りのハートマーク
  • インフォメーションマークが写真や動画がどこで何の機種で撮影されたのかなどの詳
  • ごみ箱は撮影した写真や動画の削除

 左下の「ライブラリー」を選択すると、年別、月別、日別、全ての写真をそれぞれ確認できるため、「後からいつ撮影したのかが把握しやすい」(講師)。ただ、撮れば撮るほどデータが多くなり、管理がしづらくなる。そこでこのライブラリーが生きてくるといううわけだ。


撮影した写真や動画をどこから見て、どのように管理するのかの指導もあった

 写真と動画の両方を撮影した場合、サムネイルの左下に数字(撮影時間)があれば動画だと分かることも説明。ただ、撮影時間は小さく表示されるため、老眼の受講者にとって見分けるのは難しい場合も。そこで活用できそうなのが、サムネイルの長押しだ。写真はサムネイルを長押ししてもただ拡大されるだけだが、動画はプレビューされるため、1つ1つの確認作業が大変だが、これを試す受講者もいた。

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便利なスマホカメラ、どんな活用が見込める?

 ここまでお伝えしたように、スマホカメラ1つでもここまでさまざまな操作方法、機能が存在している。しかも被写体が必ずしも人物や花など、ありふれたものだけでなく、昨今ではスマホカメラでQRコードを読み込む、という行為をする機会も増えてきた。1講座で全てをカバーするのは無理難題だが、テーマごとにどんな操作方法で、どうやって活用するのかを講師が丁寧に教えてくれるドコモスマホ教室なら、これからケータイからスマホに乗り換える人でも安心できるだろう。


QRコードの読み込みも最近では使う機会が増えてきた
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