ニュース
「Pixel Watch」に3月のアップデート 転倒検知や電源オフでも時間が分かる機能追加など
Googleは「Pixel Watch」の3月の月例アップデートの配信を開始した。セキュリティ関連の他、転倒検出などの機能を追加。アラームが遅れることがあるバグも修正される。
米Googleは3月20日(現地時間)、「Pixel Watch」の3月の月例アップデートの配信を開始したと発表した。Wear OS 3.5搭載のすべてのPixel Watchに、同日からロールアウトしていく。
セキュリティ関連の修正の他、以下のバグ修正と改善が加えられる。
- 電源がオフでもリューズを押すと時間が表示される
- リューズの回転でスリープ解除が可能に
- タッチスクリーンの感度の改善
- QSS(画面を下にスワイプすると表示される「クイック設定」)で、バッテリーセーバーを1タップで有効化/無効化できるように
- アラームの開始が遅れたり誤ったりすることの修正(Playストアを介しての修正展開なので、[アプリの自動更新]を選択しておく)
また、3月のFeature Dropとして予告していた以下の機能も追加される。
advertisement
- スプリットオーディオの見当識障害を制限するモノラルオーディオ
- より幅広い視覚設定に合わせたディスプレイの最適化
- 転倒検出機能の追加
アップデートするには、Pixel Watchのバッテリーが50%以上であることを確認し、[設定]→[システム]→[システムアップデート]を開く。ロールアウトの対象になっていれば、この画面をタップするとダウンロードが始まるはずだ。
関連記事
「Pixel Watch」に転倒検知機能追加 「緊急情報サービス」で設定
Googleはスマートウォッチ「Pixel Watch」に転倒検出機能を追加した(日本で利用可能)。また、日本でもAndroid端末で「自動車事故検出」が利用可能になった。AndroidとPixelに2月の月例更新 Pixel 7/7 Proのクリア音声通話改善など
GoogleがAndroidの月例更新の2月版の配信を開始した。セキュリティ関連では、危険度が最高の「致命的」4件を含む多数の脆弱性が修正される。Pixelシリーズには幾つかのバグ修正もある。Google、「Pixel Watch」に1月のアップデート配信開始
Googleが「Pixel Watch」のアップデート配信を開始した。「1月の月例アップデート」としている。セキュリティ修正の他、1件のバグ修正も含まれる。Google Pixelのスクショ編集機能に脆弱性 3月更新で修正済みだがPNG画像の個人情報漏えいの恐れ
GoogleのPixelシリーズのスクリーンショット編集機能の脆弱性で、トリミングしたり塗りつぶしたりした部分が復元できてしまっていた。Googleは3月のセキュリティ更新でこの脆弱性を修正した。1月前にDiscordに投稿した画像は影響を受ける可能性がある。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.