スマホから「マイナポイント第2弾」に申し込む方法をおさらい 9月末までのラストチャンス!:スマホ決済のお得な活用術(1/3 ページ)
最大2万円分のポイントがもらえる「マイナポイント第2弾」の申込期限が2023年9月末までに延長された。第2弾の条件を全部達成することで最大2万円分のポイントがもらえる。スマートフォンからの申し込み方法をおさらいしておこう。
最大2万円分のポイントがもらえる「マイナポイント第2弾」。ポイント付与の対象となるマイナンバーカードの申請は2023年2月末に終わっているが、その期限に向けてカードの申請が急増。1日100万件超と、過去の最大件数を大幅に上回る申請件数であったため、緊急措置として1日延長されたことは記憶に新しい。
カードを交付するまでにも通常より時間がかかるため、当初、5月末としていたポイント申し込み期限が4カ月延長され、9月末になった。ただ、3月31日の閣議後記者会見で松本剛明総務大臣が、「制度上、実質的にこれが限界で、これ以上延長することはもうできません」と語っていることから、まだマイナポイントをもらっていない人は早めに申し込んでおきたい。
「マイナポイント第2弾」の3つのキャンペーン
マイナポイント第2弾をおさらいしておくと、以下の3つのキャンペーンがあり、それを全部達成することで最大2万円分のポイントがもらえる。
マイナポイント第2弾のキャンペーン
- 選択した決済サービスの利用・チャージ金額に応じて最大5000円分
- 健康保険証としての利用申し込みで7500円分
- 公金受取口座の登録完了で7500円分
2と3のキャンペーンは申し込むだけで1万5000円分のポイントがもらえる。だが、1は選択したキャッシュレス決済サービスでチャージまたは買い物をすることで25%分のポイントがもらえるものなので、最大5000円分のポイントをもらうためには、2万円分のチャージまたは買い物が必要になる。つまり9月末ギリギリにマイナポイントの申し込みをしていたのでは、最大5000円分のポイントがもらえない可能性があるということ。
また、早めに申し込みをしたとしても、2万円分の買い物をしないことにはポイントがもらえない。対象となるキャッシュレス決済サービスには電子マネー、プリペイドカード、QRコード、クレジットカード、デビットカードなどがあるが、確実に5000円分のポイントをもらいたいなら、電子マネー、プリペイドカード、QRコードなど、事前チャージするスタイルの決済サービスを選択するのがおすすめだ。なお、1のキャンペーンは「マイナポイント第1弾」と同じもので、既に第1弾で申し込んだ人は1には申し込めない。
もう後がないこの段階で、ちゃんと最大限のポイントを獲得するためには、どのキャッシュレス決済サービスを選択するかが重要。各社、ポイント付与の対象となる最終の決済・チャージ期限日を設定しているので、どのサービスを選ぶのか、その場合、いつまでに申し込みをする必要があるのかをしっかり確認しておきたい。
マイナポイント申し込みの事前準備
マイナポイントの申し込みは、市区町村窓口や郵便局、携帯ショップ、コンビ二のマルチコピー機など、全国各地の約7万カ所で行える。もちろん、自分のスマホやPCからも申し込めるので、マイナンバーカード読取対応のスマホ(iOS 13.1以上、Android 6.0以上)を持っている人なら、自身のスマホで行うのがスムーズだ。ここではスマホからのマイナポイント第2弾の申し込み方法を説明する。
事前に準備しておくものは以下の4つ。操作は「マイナポイント」アプリと「マイナポータル」アプリで行うので、これらのアプリもあらかじめインストールしておこう。
マイナポイントの申し込みに必要なもの
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードの数字4桁のパスワード
- 登録するキャッシュレス決済サービスのIDとセキュリティコード
- 登録する公金受取口座の口座情報
「数字4桁のパスワード」とは、マイナンバーカードの申請時や受取時に設定したもの。この番号を3回連続で間違えるとロックされ、市区町村窓口での手続きが必要になるので注意したい。また、マイナポイントの申し込みで一番つまずくポイントは、スマホでのマイナンバーカードの読み取り。機種によって読み取り方法が異なるため、事前に自分が使っているスマホの正しい読み取り位置を確認しておくとスムーズだ。読み取り時には、カバーを外すことも覚えておきたい。
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