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ソフトバンク、完全子会社のHAPSモバイルを吸収合併

ソフトバンクは、10月1日を合併効力発生日として完全子会社のHAPSモバイルを吸収合併すると決定。経営を一本化したオペレーションの合理化、意思決定スピードの向上を目的としている。

 ソフトバンクは、7月24日に完全子会社のHAPSモバイルを吸収合併すると決定した。合併効力発生日は10月1日。

 同社は成層圏から携帯電話のエリア化を図る「HAPS(High Altitude Platform Station)」事業を推進し、子会社として2017年にHAPSモバイルを設立。上空から通信ネットワークを提供するシステム「HAPS:成層圏通信プラットフォーム」の構築とグローバルでの事業展開を目指して活動してきた。

 同社の研究開発とのシナジーの最大化、経営の一本化でのオペレーションの合理化および意思決定スピードの向上を目的として吸収合併。HAPSモバイルの吸収合併後も引き続きHAPSの商用化実現に向け、要素技術やネットワーク機器の研究/開発などに取り組むという。

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 HAPSモバイルはソフトバンクを存続会社とする吸収合併方式とし、HAPSモバイルは解散。3月31日時点で債務超過となっているが、本合併に関わる取締役会決議日時点で債務超過は解消している。本合併による株式その他の金銭等の割当てはない。


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