速報
Gmailの自動翻訳機能、モバイルアプリでも利用可能に
Googleは、Webアプリで既に提供しているメールの自動翻訳機能を、モバイルアプリでも提供すると発表した。Androidでは既にロールアウト中で、iOSアプリもその後ロールアウトしていく。
米Googleは8月8日(現地時間)、GmailのWebアプリ版では既に提供しているメールの翻訳機能を、AndroidおよびiOSアプリでも利用できるようにすると発表した。Androidアプリでは同日から約15日間かけてロールアウトし、iOSアプリは21日からロールアウトする計画だ。
翻訳機能が利用できるようになると、Googleアカウントで設定した「優先言語」以外の言語で送られてきたメールの上部に、優先言語に翻訳するためのバナーが表示され、これをタップすると翻訳できる。
翻訳が不要であれば、このバナーをそのまま閉じればいい。また、設定メニューからこのバナーを無効にすることも可能だ。以下は、既に利用可能になっているWebアプリ版での翻訳バナー例だ。
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なお、この翻訳機能はGoogleアカウント専用であり、IMAPアカウントのメッセージには適用されない。
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