iOS版Chromeブラウザに4つの新機能 カメラでのレンズ検索など
Googleは、iOS版Chromeブラウザの4つの新機能を紹介した。いずれもAI採用のものだ。Androidでは既に可能なカメラで検索がiPhoneでも使えるようになる。
米Googleは6月20日(現地時間)、iOS版Chromeアプリに近く追加する4つの新機能を紹介した。いずれもAIを採用したもので、Android版では利用できるものだ。例によって既に利用できるものといつ追加されるか不明なものが混在する。
住所長押しでミニGoogleマップ表示(既に利用可能)
Chrome上に表示される住所を長押しすると「ChromeのGoogleマップで表示する」というポップアップが表示され、これをタップするとその住所のGoogleマップの地図が、Chromeを離れずに表示される。
日付長押しでカレンダーにイベント登録
Chrome上に表示されるイベントなどの日付を長押しすることで、Chromeを離れずにGoogleカレンダーにそのイベントを追加できるようになる。自動的に追加されるイベントは、日時だけでなく、場所やイベント内容の説明などの情報も含む。
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設定言語以外のページの翻訳を提案(既に利用可能)
システムで設定してある言語(日本のユーザーの場合は日本語が多いだろう)以外の言語のWebページを開くと、設定言語に翻訳するか尋ねてくるようになった。
Chromeのアドレスバーにレンズ追加でカメラ検索が可能に
現在は、ChromeでWebページ上の画像を長押しするとGoogleレンズでの画像検索ができる。向こう数カ月以内に、アドレスバーにレンズアイコンが追加され、これをタップすることでiPhoneのカメラで撮影した画像をGoogleレンズで検索できるようになる。下の画像は、既に利用可能なAndroid版Chromeのものだ。
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