YouTubeのロゴが突如化けた理由 「おしゃれ」「ダサい」と話題:ふぉーんなハナシ
「YouTubeのロゴ(の横の文字)が突如化ける」――。そのような投稿がX(旧Twitter)で相次いでいる。その理由は一体何だろうか。
「YouTubeのロゴ(の横の文字)が突如化ける」――。そのような投稿がX(旧Twitter)で相次いでいる。
膨大な数の動画がアップロードされるYouTubeのトップページの隅にはブラウン管テレビをほうふつとさせるロゴが表示される。そのすぐ横には太字でYouTubeと書かれるのが通常の表示。皆さんも見慣れているはずだ。
しかし、日本時間の8月16日午前0時過ぎから、トップページを開くと、通常の書体から別の書体に化ける、という挙動が確認されている。ITmedia MobileでもモバイルアプリとWebからアクセスしてみたところ、同じ挙動を確認した。
文字の左横にあるブラウン管テレビのようなマークに変わりはなく、そのすぐ横にある書体だけが化けるようだ。
日本のX(旧Twitter)で騒がれているのはこれだ。多くの人がこの異変に気づいたことから、Xでは「いきなり変わった」「かっこいい」「ダサい」などの投稿が相次ぎ、「YouTubeのロゴ」がトレンド入りした。
ロゴのすぐ横の文字が化けた理由は?
では化けた文字は一体何だろうか? その理由はロゴをクリックまたはタップすると分かる。ロゴをタップすると、「天才の筆遣い」と題し「古代から続く造形芸術の魅力を書道クリエイターたちが紹介する」ページに推移する。
「詳しく見る」をタップすると、YouTube Japan公式チャンネルが作成した再生リストが表示され、書に関するおすすめの動画を閲覧できる。
この「書」とはギリシャ語でカリグラフィー(Calligraphy)とも言い、厳密には美しい字を書く手法を意味する。その手法にはゴシックやイタリックなどの書体が用いられる。化けた後のYouTubeの文字はゴシック(ブラックレター)に近い書体だ。
Adobeの「あなたのデザインを美しく彩るカリグラフィーフォント30選」と題されたWebページによると、これらの書体は「グリーティングカードや看板など、日常的によく目にする場面で使われてきた」という。
このページではカリグラフィーに関連する下記3つの書体を例に挙げている。
- イタリック
- ゴシック(ブラックレター)
- ローマンキャピタル
イタリックは斜めにゆがんだような書体だ。ローマンキャピタルは細字で丸みと直線のメリハリがある。ゴシック(ブラックレター)は日本人からすると見慣れないが、米New York Timesのロゴはこれに近いものとなっている。「あぁ、あのロゴか」と思い出す人もいるだろう。
ただ、他の書体が与える印象とは大きく異なるため、例えば、YouTubeの「T」は「S」にも見える。通常の表示に戻るのかは不明だ。
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