次に買うスマホ「中古検討」が3割以上に――理由は? ゲオが調査
ゲオホールディングスは、ゲオアプリの会員へ実施した「中古スマホに関するアンケート調査」の結果を発表。34.2%が次にスマホ端末を購入する際に中古を検討する可能性があると回答した。
ゲオホールディングスは、10月2日に「中古スマホに関するアンケート調査」の結果を発表した。対象はゲオアプリの会員8743人で、集計期間は9月15~18日。
メインで使用している端末は「iPhone」が50.5%、「Android」が49.5%で、次回購入する予定の端末も「iPhone」が53.0%、「Android」が47.0%と同様にほぼ半数ずつに分かれた。iPhoneまたはAndroidを購入したい理由はどちらも「使い慣れているから」が70%以上となり、ユーザーの現在使用している端末の種類を変える意向は少ないことが分かった。
iPhoneのメイン利用者4412人へ使用している機種を質問したところ「iPhone SE(第1世代)」が793人で最も多い。iOS 16でサポート対象から外れた端末のため、今後買い替えを検討する人も多いと推測される。
次にスマホ端末を購入する際、中古を検討する可能性があると回答したのは34.2%。中古スマホを検討する理由を複数回答で聞いたところ「価格が安いから」が83.8%で、端末が高額化していく中で価格やコスパを重視する層からの支持を集めていることが判明した。一方、65.8%は中古スマホの購入検討がないと回答し、理由は「中古品に抵抗があるから」「すぐに壊れそうだから」「汚れ/キズが気になるから」などの回答が上位となった。
スマホや携帯電話を売った/下取りに出した経験は「ある」が32.5%、「ない」が67.5%。売ったことがない理由は「個人情報が心配だから」が48.8%で、この他、「面倒だから」が31.8%、「買取価格への不安/不満」が29.9%となっている。
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