Apple Musicの「Voice Plan」、提供開始から2年で終了 月額480円でSiriを介した音楽再生
Appleはサブスクリプションサービス「Apple Music」で最も安いプラン「Apple Music Voice Plan」の提供を終了した。同プランは音声アシスタントの「Siri」を介した操作に対応する。Appleが2021年12月14日から月額480円(税込み、以下同)で提供していたが、わずか2年で終了したことになる。
Appleはサブスクリプションサービス「Apple Music」で最も安いプラン「Apple Music Voice Plan」の提供を終了した。同プランは音声アシスタントの「Siri」を介した操作に対応する。Appleが2021年12月14日から月額480円(税込み、以下同)で提供していたが、わずか2年で終了したことになる。
同プランはSiriを経由してアクセスする形式となっており、Siriに対応しないデバイス(Windows PCやAndroid端末)では利用できない。対応デバイスのSiriに次のように話しかけると、デバイスを手で操作せずに音楽再生などが可能となる。
- 「ヴィクトリア・モネの“Party Girls”を再生」
- 「Apple Music Countryを再生」
- 「クールジャズを再生」
- 「ディナーパーティーのプレイリストを再生」
- 「リラックスできるプレイリストを再生」
- 「これと同じような曲をかけて」
申し込みも音声などで行える。初回申し込み時は7日間の無料試用が可能で、対応デバイスのSiriに「(Hey Siri、)Apple Music Voiceのお試しを開始して」と頼むとサインアップできる。
提供終了について、AppleはNewsroomで告知を行っていないが、英語のサポートページで終了することを説明している。Apple Musicのプラン一覧(日本語のページ)からも同プランが消えており、サービスの各ページにも反映されているようだ。
なお、料金プランは学生向けが580円、個人向けが1080円、最大6人で使用可能な家族(ファミリー)向けが1680円となっている。
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