モトローラの低価格折りたたみスマホ「razr 40」は上品なレザー仕上げ カラバリにも注目:山根康宏の海外モバイル探訪記
モトローラの折りたたみスマートフォン「razr 40 Ultra」は、閉じたままでも使える3.6型のアウトディスプレイを搭載しています。一方、海外ではもう1モデル「razr 40」も販売されています。razr 40はアウトディスプレイが小さいですが、レザー調の上品な仕上げが目を引きます。
モトローラの折りたたみスマートフォン「razr 40 Ultra」は、閉じたままでも使える3.6型のアウトディスプレイを搭載しています。数ある縦折り式のフリップ型スマートフォンの中でもこのアウトディスプレイは最大サイズ。閉じても開いてもスマートフォンとして使えるのです。
でも海外ではもう1モデル「razr 40」も販売されています。当初は中国だけの販売でしたが、グローバルでも一部の地域で登場するようです。razr 40の大きな違いはアウトディスプレイで、razr 40 Ultraのような大型ではなく1.5型。しかしその代わりに外側の表もレザー調仕上げなので全体のイメージはかなり上品です。
また、側面のフレームもマット仕上げになっています。razr 40 Ultraは光沢仕上げなので、razr 40の法がより落ち着いた印象を与えてくれます。
本体サイズはrazr 40 Ultraと比べると厚みが異なり、閉じたときは7.4mm、開いたときは15.8mm。razr 40 Ultraが7mm、15.1mmなのでわずかに厚くなっていますが、気になるほどではありません。その他のスペックは、カメラが6400万画素+1300万画素、バッテリーは4200mAhとやや大型になっています。
本体カラーはSage Green、Vanilla Cram、Summer Liiac。落ち着きある3色が登場予定です。スペックが低いことから価格はrazr 40 Ultraよりも安く、中国ではrazr 40 Ultraが5999元(約12万3000円)であるのに対し、razr 40は3999元(約8万2000円)と、4万円も安くなっています。10万円以下で買える折りたたみモデルということで人気が高まっています。
なお日本で販売中のrazr 40 Ultraは、海外では3色展開されています。日本ではInfinite Blackが発売中で万人受けはしますが、海外で販売中の冒険的な色も欲しいところ。
最も目を引くのがViva Magentaで、赤を濃くしたピンク風の色合いがいい感じです。海外でもこの色が最も人気色になっており、日本でも追加投入してほしいもの。
またGlacier Blueもグレーとブルーの中間色で、他ではあまり見かけない仕上げです。
実はInfinite Black以外のモデルは、razr 40 Ultraの2色、razr 40の3色全てがヴィーガンレザー仕上げ。背面は革の手触りが味わえる高級仕上げなのです。この点からも日本でぜひBlack以外のカラバリも出してほしいものです。
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