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NTT、自動運転技術のMay Mobilityへ出資 システムの国内独占販売権も獲得
NTTは自動運転走行の実績を持つMay Mobilityへ出資し、同社の自動運転システムの日本国内独占販売権を獲得。より安心かつ安全な自動運転サービスを継続的に供給する体制を整えるという。
日本電信電話(NTT)は、11月7日に自動運転走行の実績を持つMay Mobilityへの出資を発表。あわせて、同社の自動運転システムの日本国内独占販売権を獲得した。
2023年4月1日に施行された改正道路交通法で、特定条件の下での自動運転レベル4での公道走行が許可されるなど自動運転サービスの社会実装に向けた機運が高まる中、NTTは業務提携を通じてより安心かつ安全な自動運転サービスを継続的に供給する体制を整えるという。
今後は地域の交通事業者、地域住民など多様なステークホルダーと連携して自動運転サービスの社会実装を進め、NTTグループと協業関係にあるトヨタ自動車とは車両の提供を含む取り組みも連携。交通課題を抱える複数の地方自治体との協働を通じ、コミュニティバスでのサービス提供から自動運転車両の車種を拡大していく予定だ。
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本事業の展開/拡大では、車両、自動運転システム、通信ネットワーク、遠隔監視など自動運転サービス普及の仕組みをNTTグループから提供する体制を構築。自動運転サービスの社会受容性の向上に寄与し、より安心かつ安全な自動運転サービスを提供するとしている。
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