「AQUOS sense8」のSIMフリー版、11月17日に発売 5万円台後半
シャープは11月9日、「AQUOS sense8」のSIMフリーモデルを発表した。家電量販店などが17日から順次取り扱う。市場想定価格は5万円台後半(税込み)を見込む。
シャープは11月9日、「AQUOS sense8」のSIMフリーモデルを発表した。家電量販店などが17日から順次取り扱う。市場想定価格は5万円台後半(税込み、以下同)を見込む。
AQUOS sense8はプロセッサにSnapdragon 6 Gen 1を採用したミッドレンジモデル。アウトカメラは約5030万画素でF1.9の広角、約800万画素でF2.4の超広角を備える。このうち、広角カメラは1/1.55型のイメージセンサーと全画素PDAF(位相差検出AF)と光学式手ブレ補正にも対応している。光学2倍相当のズームも可能だ。
ディスプレイは6.1型のIGZO OLEDを搭載する。解像度は1080×2432ピクセル。1~90Hzの可変駆動が可能だ。OSはAndroid 13をプリインストールしており、メモリは6GB、ストレージは128GBを搭載。顔認証(マスク対応)、指紋認証、おサイフケータイにも対応する。OSバージョンアップは最大3回、セキュリティアップデートは最大5年行われる。
容量5000mAhのバッテリーを内蔵しており、省電力のIGZO OLEDにより、1日10時間、動画視聴やゲームなどを行っても、2日間使用できるという。
サイズは約71(幅)×153(高さ)×8.4(奥行き)mm。重量は「5000mAh以上のバッテリーを搭載する5Gスマートフォンとして最軽量クラス」(シャープ調べ)となる約159gだ。カラーはコバルトブラック、ライトカッパー、ペールグリーンの3色展開だ。
米国防総省の調達基準である「MIL-STD-810H(耐衝撃落下はMIL-STD-810G)」規格に準拠する他、IP68の防塵(じん)・防水性能を持つ。
DSDV(デュアルSIM、デュアルVoLTE)にも対応する。一方の回線でLTEデータ通信をしつつ、もう一方の回線でVoLTEでの待受けができる。ネットワークについては日本の携帯キャリアの中で、NTTドコモだけに割り当てられているn79(4.6GHz帯)に対応する。対応バンドは以下の通り。
- 5G:n1/n3/n28/n41/n77/n78/n79
- 4G:B1/B2/B3/B5/B8/B12/B17/B18/B19/B21/B28/B38/B41/B42
- 3G:B1/B2/B5/B8
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