レビュー

異色のガラケー型スマホ「Mode1 RETRO II」を試す “ケータイユーザー視点”で感じたこと(3/4 ページ)

P-UP World(ピーアップワールド)が2023年10月20日に発売した「Mode1 RETRO II MD-06P」。昨今では珍しい折りたたみ型かつテンキー付きの携帯電話端末だ。フィーチャーフォンを持つ筆者から見た携帯電話としての使い勝手をレビューする。

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コードの読み取りにも対応したカメラだが、被写体にピントが合わず

 アウトカメラは4800万画素の単眼仕様だ。その横にはフラッシュ用のLEDもある。カメラアプリは標準搭載されており、画像、動画、夜景などのモードがそろっている。オートフォーカスの速度は遅いが、ピントさえ合えば撮影できる。これらの操作も先のSNSなどと同様にディスプレイを指で操作した方が楽だ。

 カメラアプリではQRコードも読み取れるため、別途読み取り用のアプリをインストールする必要はない。ポスターやチラシのQRコードを読み取り、本製品で詳細を調べることなどに活用できる。


背面にはコードの読み取りにも使える4800万画素のアウトカメラがある

 作例は以下の通り。

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そこそこきれいに撮れるが、ピントが合わず、失敗例が多い

近くにある被写体にもピントが合いづらい

 カメラアプリを起動して、ディスプレイにタッチしてフォーカス合わせなどをせず、完全にカメラ任せにして撮ってみたが、近くや遠くのものは撮れたとしても、フォーカスが合わずに失敗例となることが多い。

 手動でフォーカス合わせをしても、なかなかピントが合わず、きれいに撮る方が難しいだろう。ただ、撮影した画像はAndroidスマートフォン同様、プリインストールされているGoogle フォトで管理、編集できるので便利だ。

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