「ポケモンスリープ」ユーザーの睡眠時間、世界7カ国で日本は最下位
睡眠ゲームアプリ「Pokemon Sleep」のユーザー10万人以上から算出した世界7カ国の平均睡眠時間ランキングが発表。日本は世界平均の6時間28分より36分少なく最下位だが、3カ月以上の継続プレイで睡眠時間は増加するという。
ポケモンは、1月26日に睡眠ゲームアプリ「Pokemon Sleep(ポケモンスリープ)」のユーザーから算出した世界7カ国の平均睡眠時間ランキングを発表した。
本調査はアプリを3カ月以上継続プレイした16歳以上のユーザー約15万人が対象で、調査地域は日本、アメリカ、イギリス、スランス、ドイツ、イタリア、カナダ。プレイ初期7日間のユーザーデータを元に、国別の平均睡眠時間を算出しランキング化したものとなる。
日本は世界平均の6時間28分より36分少ない5時間52分と最下位になった。1位のフランスは6時間47分で、6位のイタリアの6時間16分と比べても24分少なくなっている。
また、3カ月以上アプリをプレイした日本のユーザーを対象として実際のプレイデータを元に1カ月ごとの平均睡眠時間を算出した。プレイ直後の7日間では5時間52分だった平均睡眠時間が1カ月継続してプレイすると約30分、2カ月プレイすると約50分、3カ月以上プレイすれば約1時間10分睡眠時間が増え、7 時間3分となることが分かった。
日本で3カ月以上プレイしたユーザー15万人を対象にアンケートを実施したところ、約82%が「早く寝るようになった」と回答。約83%が「朝起きるのが楽しみになった」、約76%が「睡眠習慣が改善した」、約88%が「アプリをプレイすることで自分の睡眠体験がよいものになったと感じる」と回答している。
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