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カレンダーアプリ「TimeTree」、画像を読み取って最大10件の予定登録が可能に
TimeTreeは、カレンダーシェアアプリ「TimeTree」で提供している生成AIを活用した「予定スキャン機能(ベータ版)」をアップデート。最大10個までの写真/画像での予定の読み込みに対応し、応答速度も短縮した。
TimeTreeは、7月3日にカレンダーシェアアプリ「TimeTree」で提供している「予定スキャン機能(ベータ版)」をアップデートした。
本機能はiPhone搭載のOCR機能と生成AIを活用し、画像から文字データを読み取って「予定に関連する情報」のみを抽出してアプリへの予定登録を可能にする。画像データに含まれる「予定タイトル」「予定の日時」「予定に関連したURL」「予定の行われる場所」などの情報を手間なくカレンダーに登録することができる。
これまでは写真や画像を読み込みは1つの予定のみ対応していたが、最大10個の読み込みに対応。あわせて、画像を読み込んでから予定情報が自動入力されるまでの応答速度も短縮した。
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複数予定の読み込み機能は現在iOS 17以上のOSバーションで利用でき、Android端末では順次提供する予定。なお、読み取った予定情報はAIの学習利用データとして利用されることはないとしている。
TimeTreeは、共有とコミュニケーションを前提にしたカレンダーサービス。家族、パートナー、サークル、職場など複数人数での予定共有が可能で、目的に応じたカレンダーを複数作成できる。
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