iPhoneでライカっぽい写真を撮れる! Leicaの純正カメラアプリ「Leica LUX」を試す:荻窪圭のiPhoneカメラ講座(3/5 ページ)
ドイツの光学メーカーLeica(ライカ)が、突然iPhone用のカメラ撮影アプリ「Leica LUX」をリリースした。全機能を使うと月額1000円(または年額1万円)と、サブスクリプション式カメラアプリとしては高価な設定なのだが、その実力はいかほどか、試してみよう。
標準カメラアプリ的に使える「Pモード」
では使ってみよう。
Leica LUXには「Pモード(フォトモード)」と「Aモード(アパーチャーモード)」がある。Pモードは標準カメラアプリの「写真」モード、Aモードは前後をぼかした写真を撮れるので「ポートレートモード」と同じと思えばいい。
Pモードで選べる焦点距離は……もちろん、iPhoneの機種によって異なるけれども、iPhone 15 Pro Maxの場合は「13mm」「24mm」「48mm」「120mm」の4種類から選べる。それぞれ、標準カメラアプリでいう「0.5x」「1x」「2x」「5x」に相当する。さらに「FRONT CAMERA(インカメラ)」が加わって、最大5つだ。
ちなみに、Leica LUXでは細かいデジタルズームはできない。
その隣にあるのが露出補正。露出補正の下にあるのは「グリッド表示」のオン/オフ。そして上にあるのが「ルック」。
撮るときはルックをタップして、どのルックで撮るのかを選んで撮るべし。
今回はLUX Proにしてあるので、ルックとして「Classic」「Contemporary」「Eternal」なんかも選べる。
このときINFOボタンを押すと、ルックによっては簡単な解説が出る(英語だけど)。
また、メインメニューから「Leica Looks」をタップすると、特徴的なLeica Looksについて詳細な解説を見ることができる(英語だけど)。
中でもEternalのルックなんか、夜に使うと何てことないシーンがやたらカッコよくなるのでお勧めしたい。
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