災害時にiPhoneで活用したい機能まとめ つながらない場所でも助けを呼ぶには?(1/2 ページ)
8月8日16時43分頃に九州の日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生した。地震大国の日本では日頃から災害時に備えておく必要がある。今後のためにも、iPhoneで災害時に活用できそうな機能をまとめた。
8月8日16時43分頃、九州の日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生。気象庁は宮崎県南部で最大震度6弱の地震を観測し、同日夜には日向灘から静岡県の駿河湾にかけてのプレート境界を震源域とする南海トラフ地震の関連情報を発表した。
地震大国の日本では日頃から災害時に備えておく必要がある。今後のためにも、iPhoneで災害時に活用できそうな機能をまとめた。
iPhoneを長時間使用するためにやっておきたいこと
まずはiPhoneをできるだけ長時間使えるようにすべく、バッテリーを長持ちさせる方法から確認したい。
設定の中にある「低電力モード」を利用すると、iPhoneを十分に充電できるまで、ファイルのダウンロードやメールの受信など、バックグラウンドでの動作を一時的に制限する。
合わせて、低電力モードのすぐ上にある「バッテリー残量(%)」を有効にしておくと、ディスプレイが点灯している間はバッテリーの残量を把握できる。
低電力モードとバッテリー残量(%)だけでなく、iPhoneで最もバッテリーを消費する「ディスプレイ」と「通信」について知っておこう。
2017年発売の「iPhone X」、翌2018年発売の「iPhone XS」「iPhone XS Max」以降は、ホームボタンのある「iPhone SE」シリーズを除き、有機ELディスプレイを搭載している。有機ELディスプレイは、色を再現するために素子自らが発光するが、黒色を表示する場合は発光しない仕組みだ。
この仕組みを活用して、バッテリーの消耗を抑えることが可能だ。具体的には、なるべく黒を基調とした壁紙を使ったり、「ダークモード」を設定したりしよう。ダークモードについては、設定から「画面表示と明るさ」の順に操作すると有効にできる。
iPhoneのディスプレイは、周囲の光量に合わせて自動で画面の明るさが調整されるようになっており、これもバッテリーの消耗に影響する部分といえる。設定を開いて、「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」をタップし、一番下にある「明るさの自動調節」をタップしてオフに切り替える。
明るさが自動で調節されないようにして、自身が見やすいと思う明るさに設定しておくとよい。ディスプレイの明るさを極力下げておくと、バッテリーの消耗をより抑えられる。
設定アプリ内の「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」を順にタップ(写真=左)し、一番下にある「明るさの自動調節」をタップしてオフに切り替える(写真=右)。明るさが自動で調節されないようにして、ディスプレイの明るさを極力下げておくとよい
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