Garmin、GPSウォッチのフラグシップモデル「fenix 8」発売 価格を抑えた「fenix E」も
ガーミンジャパンは、マルチスポーツGPSウォッチ「fenix 8」を発売。独自の多彩な機能を搭載し、AMOLED(有機EL)ディスプレイと、ソーラー充電を搭載した2タイプで展開する。価格は13万8000~21万8000円(税込み)。
ガーミンジャパンは、8月29日からマルチスポーツGPSウォッチ「fenix 8」シリーズを順次発売する。
本製品は見やすく明るいAMOLED(有機EL)ディスプレイと、既存モデルに比べて太陽光発電量が50%増加したソーラー充電「Dual Power」搭載の2タイプで展開。タフネス設計やスポーツの計測/分析機能はそのままに、フラッグシップモデルより価格を抑えた「fenix E」(一部機能は非対応)も提供する。
精密鋳造やCNCミルド加工された軽量チタン、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティング、サファイアレンズなどを取り入れ、米国国防総省MIL規格「MIL-STD-810」準拠の耐熱性、耐衝撃性、耐水性を備える。水中での操作が可能な「防水インダクティブボタン」と、重要なセンサーを保護する「センサーガード」も搭載する。
目標距離を指定するとランニングルートを自動作成し、ナビゲーションを開始する機能が「ダイナミックラウンドトリップ」へ進化。ランニング中にコースを外れてもルートを自動で調整し、走行中にターンバイターンを案内して出発地点から目標距離の近くまで確実に戻ることができる。
防水の技術標準規格「EN13319」に準拠し、エントリー/エキジット地点記録、水温、水中コンパス、深度、浮上速度アラート、サーフェスインターバルなど、スキューバダイビングやフリーダイビング(アプネア)で40mまでの潜水をサポートする。
スマートフォンなどとペアリングをしなくてもアクティビティルート、位置情報、ワークアウトなどをリアルタイムで共有できる「Garminシェア」を利用でき、ウォッチ上から友人や家族との双方向メッセージが可能な「Garmin Messenger APP」を内蔵。GNSSマルチバンドテクノロジーで、2周波数帯(L1信号/L5信号)を受信できる。
日本詳細地形図(DKGマップ)や世界4万3000以上のゴルフコース、2000以上のスキーマップを内蔵し、海外大陸地図(TopoActive)が無料でダウンロード可能。光の強さや赤色光への変更、SOS信号パターン点滅、ポジショニングライトなどを備えたLEDフラッシュライトを内蔵する。
体の状態の分析やアドバイスまでを行うヘルスモニタリング機能、トレーニングをサポートするフィットネス機能、カスタマイズ可能なトレーニング機能も搭載。Spotify、Amazon Music、LINE MUSICなどのストリーミング配信サービスやSuicaに対応し、メール、SNS、ニュースなどの通知と内容も確認できる。
「fenix 8 Sapphire AMOLED」シリーズは3サイズ/8モデルで展開し、価格は17万8000~21万8000円(税込み、以下同)。「fenix 8 Sapphire Dual Power」シリーズは2サイズ/4モデルで展開し、価格は17万8000~19万8000円で10月中旬発売予定。「fenix E」は1モデルで価格は13万8000円、9月中旬に発売予定。
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