レビュー

スシローアプリの持ち帰り/デリバリー注文はお手本のような完成度 受取ロッカーや店舗在庫との連携も素晴らしい(2/3 ページ)

慶事や弔事でなくとも、パパッとつまめる寿司を食べたくなることがある。店舗で食べるのも良いが、自宅でまったり食べるのも良い。ここではスシローアプリを使い、テイクアウトしたい商品をモバイルオーダーした様子を紹介していく。

事前準備でさらなる時短がかなう

 テイクアウトのモバイルオーダーをするにあたり、事前に準備しておきたいことがある。それはネット注文の会員登録をしておくことだ。そうしておけばテイクアウト時に会計のためのレジ待ちをしないで済むというメリットが生まれる。


会員登録なしでもテイクアウトの注文を行える

 スシローアプリを開き、ホーム画面の「持ち帰り」をタップしよう。するとブラウザが立ち上がり「持ち帰り 店頭で受け取り」画面が表示される。右上には「会員登録」と「ログイン」ボタンがある。店舗を選んだり、メニューを開いたりする前に、まずはここから「会員登録」を済ませておこう。


事前決済というメリットを得るためにも会員登録は済ませておきたい。また、会員登録しておけば、次回以降は面倒な決済情報の入力などを省略できる。興味深いのは、スシローアプリ会員であれば、その会員情報をネット注文時の会員登録に引き継げるところだ。その逆も行える

 会員情報として登録したいメールアドレスを入力して送信したら、届いたメール内のURLをクリックして登録を行う。氏名、電話番号、ログインパスワード、性別、郵便番号、生年月日を入力して登録を完了させる。

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生年月日の「年」を選ぶときに、「うわぁ、何十年分も“<”をタップするのかぁ~!」と焦ったが、「2024年」と表示されているところをタップするだけだった。未来の年まで表示しているのが不思議だ

 次いで店舗を選ぶ。今いる地点の周辺店舗を選ぶこともできるし、最寄り駅付近の店舗を検索して選ぶこともできる。帰りの電車の中や職場を出るときなどにモバイルオーダー作業をするのであれば、場所を指定しての検索機能は便利だと感じるだろう。


店舗を2通りの方法で探せる

 店舗を選ぶと、混雑情報や品切れ情報などが表示される。混雑している時間帯に受け取るよう設定してしまうと待ち時間ができてしまうので、「空き情報」をよく確認しておこう。


混雑している時間帯だとパッキングが間に合わない可能性もありそうだ。開いている時間を覚えておき、その時刻に到着するよう設定しよう

好みの商品を選んでいこう。店内でオーダーするときのように、自分たちの好きなものを選べる。左の分類から探すこともできるし、ネタの名前で検索することもできる

商品を選んでカート内を確認してから受け取り時間を選ぶ

 事前決済により、時短を図りたいのであれば、決済方法も設定しておこう。PayPay、d払い、auPAYなどのQRコード決済の他、クレジットカードの登録もしておける。筆者は帰りの電車の中でモバイルオーダー作業をしていたので、全てスマートフォンで完結するQRコード決済を選んだ。


クレジットカードを財布から取り出して番号を入力するのが手間だと感じたので、QRコード決済を選んだ

 あとは注文内容の最終確認と、注文したメニューの中から「お気に入り」に登録したいものがあれば登録しておき、「注文を確定する」ボタンを押してQR決済アプリを開いて決済の承認をするだけだ。


次回の注文の参考に、お気に入り登録しておくと便利だろう

 決済が完了すると、QRコードが表示される。これは、受け取り店舗の「土産ロッカー」を開けるためのものだ。注文したものはスタッフにより土産ロッカーに保管される。注文者はこのQRコードをかざすだけでロッカーのロックを外し、注文した商品を受け取れる。スタッフとのやりとりすらしなくて済む。


注文が完了すると、商品受け取りのためのQRコードが発行される。写真アプリやギャラリーアプリなどスマートフォン内に保存しておけば、到着後に慌てなくて済む

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