まとめ
17日配信「iOS 18」の注目ポイントをおさらい ホーム画面の使い勝手を刷新、生成AIにも対応(2/2 ページ)
iPhone向けの最新OS「iOS 18」の配信が、日本時間9月17日に開始される。Apple Intelligenceに対応するが、日本語の対応は2025年。ホーム画面やコントロールセンターの使い勝手が大きく変わる。
Safariにハイライト機能と再設計されたリーダー機能
ハイライト機能は、ユーザーがアクセスしたWebページの関連情報を自動で検出しハイライト表示するというもの。例えば、記事の要旨を把握するために要約を確認する、レストランやホテル、ランドマークの場所を素早く確認する、曲やアルバムに関する記事から直接アーティストの曲を聴くといったことができる。リーダーはより賢く再設計され、気が散る要因が取り除かれ、要約や長めの記事の目次が導入されたことで、記事を楽しむ方法がさらに増えている。
パスワードアプリの導入
キーチェーンを基盤とした新しいパスワードアプリが導入される。自分のパスワード、パスキー、Wi-Fiパスワード、確認コードなどを安全に保存。アカウントが作成された時期やクレデンシャルの種類、共有グループにあるかどうかなどの情報をフィルタリングして並べ替えることもできる。容易に推測できるパスワードや複数回使用されたパスワード、既知のデータ漏えいに含まれているパスワードなど、一般的な脆弱(ぜいじゃく)性に関してユーザーに警告する機能も持っている。
パスワードアプリはiPhone、iPad、Mac、Apple Vision Proで利用可能。Windowsでは、Windows用iCloudアプリからアクセスできる。
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その他の新機能
その他、主に以下のような新機能や機能改善が行われている。
- 特定の連絡先のみをアプリと共有するよう、ユーザーがコントロールできるように
- 「マップ」で米国にある63の全ての国立公園を含む、トレイルネットワークとハイキングコースの詳細な情報確認可能に。自分だけのウオーキングコースを作成しオフラインでアクセスできる
- バックグラウンドアクティビティーを制限し、一貫したフレームレートを維持する「ゲームモード」を追加
- 「Apple Pay」で、対象のクレジットカードやデビットカードからポイントを使ったり分割払いにアクセスしたりできるなど、新しい支払い方法を利用できるように
- 「SharePlay」と「Apple Music」で、HomePod、Apple TV、あらゆるBluetooth対応スピーカーで再生中の音楽のコントロールをさらに多くのユーザーと共有可能に
- 「メモ」アプリで、タイピング中に入力した式や方程式が瞬時に計算可能に
- 「ジャーナル」では、詳細情報ビューで連続記録日数、過去のエントリーを表示するカレンダー、その他の統計情報を表示可能に
- 「カレンダー」にイベントとリマインダーのタスクが表示されるように
- 「ホーム」アプリにゲストアクセスを導入。特定のスマートホームアクセサリーのコントロールをゲストに付与する、ゲストが家にアクセスできるタイミングをスケジュールするなどが可能に
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