上質な「Redmin 14C」、日本にはない“とある色”が海外で人気:山根康宏の海外モバイル探訪記
Xiaomiの「Redmi 14C」は価格の安さを感じさせない上質仕上げのスマートフォンです。
Xiaomiの「Redmi 14C」は、2万円を切る価格ながらも5000万画素カメラを搭載し、本体背面は高級感ある仕上げに加えて流行の円形カメラバンプを搭載するなど、価格の安さを感じさせない上質仕上げのスマートフォンです。
革風仕上げのグリーンモデルや同心円状スリットデザインのブルーモデルなど、カラバリ各色共に特徴あるモデルになっています。ところが海外では、日本にはないパープルカラーが存在します。
タイ・バンコクのショッピングモールを訪問した時、スマートフォンショップの店頭には一番目立つ場所にRedmin 14Cの広告が掲示されていました。タイでも販売されたばかりのモデルということで人気が高いようです。
その広告をよく見ると、Redmi 14Cのカラバリはブルー、パープル、ブラックの3色となっています。日本などは同じ構図の写真でブルー、グリーン、ブラックですから、同じ3色展開でも色が異なっているわけです。
10月下旬にバンコクを訪問した時、ちょうどスマートフォンの展示販売イベント「Thailand Mobile Expo 2024」が開催されていたのですが、Xiaomi製品を扱うブースを訪れたところ、ライカカメラの「Xiaomi 14T」などに交じってRedmi 14Cが展示されていました。しかもパープルカラーのみで、他の色の展示は無し。タイではこのパープルカラーがイチオシのようです。
また、マレーシア・クアラルンプールを訪れた時も、Xiaomi 14Tのポップアップイベントで展示されていたRedmi 14Cは、やはりパープルのみでした。この色は東南アジアで人気なのでしょうか。なお側面のフレームもパープルカラーです。
過去のRedmiシリーズと比べるとディスプレイの大型化も目立っていますが、やはりハイエンドモデル風の背面のカメラデザインが注目を集めているようです。
これまでXiaomiのミドルレンジクラス製品は全体的におとなしいデザインが多かったのですが、Redmi 14Cはその殻を破った新時代の格安モデルといえるかもしれません。
日本でも今後Redmin 14Cの販売が好調ならば、このパープルモデルの追加投入もあるかもしれません。
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