接客業のインカムも“耳をふさがないイヤーカフ型イヤフォン”が主流になるかも?
サイエンスアーツが動作確認した周辺機器と組み合わせることで、スマホの画面を操作せずハンズフリーで通話できるようになる。
サイエンスアーツは11月19日、店舗向けインカムアプリ「Buddycom」と、ambieのイヤーカフ型イヤフォン「ambie sound earcuffs AM-TW02」が連携したと発表した。動作確認済み製品としてプッシュトゥトーク(PTT)機能が使えるようになる。
buddycomはアプリをインストールしたスマートフォンのモバイルネットワークやWi-Fiを使って、双方向通話ができるインカムアプリだ。個人向けと法人向けが用意されており、主に接客などを行う店舗で導入が進んでいる。同社によれば、利用企業は1000社以上、利用継続率は99.6%に上るという。
スマホのOSはiOSまたはAndroidに対応しており、サイエンスアーツが動作確認した周辺機器と組み合わせることで、スマホの画面を操作せずハンズフリーで通話できるようになる。
ambie sound earcuffs AM-TW02は、耳をふさがないイヤーカフ型のイヤフォンで、重さは片耳約4.4gと軽量だ。イヤーカフ型は耳の穴や耳掛けで固定する通常のイヤフォンに比べて負担が少ないとされており、同社は「1日中立ち仕事をする販売員の方々にとっては、業務中のストレスを大幅に軽減する効果が期待できる」としている。
さらに耳の穴をふさがないため、顧客対応中の自然な通話などに支障が出にくく、特に高級ブランド店舗や介護の現場などで重要視されるとしており、スムーズな業務の遂行を助けるという。
同製品の背面にあるボタンを押すことでプッシュトゥトークが利用できる。連続使用時間は3時間だが、通常のインカムと同じように片耳ずつ充電しながら使用した場合、最大24時間使える。
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