「dカード PLATINUM」はどんなユーザーがお得になる? GOLDからアップグレードすべきか検証してみた(2/2 ページ)
ドコモのクレジットカード「dカード」に、新たなラインップとして「dカード PLATINUM」が登場。筆者は「dカード GOLD」ユーザーなので、アップグレードすべきか検討している。同じようにプラチナにした方が得なのでは?と考える人は多いと思うので、どんな人がどのくらい得できるのか検証してみた。
まとめ:dカード PLATINUMで得するかはクレカの利用額がカギ
ここまでの説明で、dカード PLATINUMでどれほど得できるかは、クレカの利用額によることが分かる。年会費の元を取るためには毎月10万円以上の利用額が目安。毎月25万円以上の利用額なら1.の特典で最大20%還元、2.の特典で3万円相当、3.の特典で最大3.1%還元と、かなり得することができる。もちろんドコモユーザーでeximoポイ活、ドコモ光の利用は必須で、ドコモでんきGreenを利用しているとなお良い。
クレカの利用額をアップさせるためには、家族カードを活用するのも有効だ。1枚目は無料で発行できる(2枚目以降は1枚1100円)。支払いをメインの人のdカード PLATINUM に集約することで、利用額をアップできる。
ということで、dカード PLATINUMの注目点を以下の表にまとめてみた。dカード GOLDからdカード PLATINUMにアップグレードした場合、自分ならどれくらい得できそうか検証してみてほしい。
dカード GOLDユーザーがランクアップするときに注目すべきはココ!
筆者の場合は「ahamo」ユーザーなので、1.のポイント還元は対象外。dカード GOLDの利用額が毎月4万円くらいなので、2.の特典は得られない。資産運用は行っていないので3.の特典も対象外になる。dカード PLATINUMへのアップグレードよりも、まずはdカード GOLDで得するためにもっと利用額を増やすことや、NISA口座の開設などを検討してみたいと思う。
なお、クレカの利用額には、モバイルSuica、モバイルPASMO、モバイルICOCAを除く電子マネーのチャージ代金、金利・手数料、年会費、「THEO+ docomo」における「dカード積立」代金、マネックス証券における「dカード積立」代金、募金などは含まれないので注意したい。
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