伏兵は遅れてやってくる? 「iPad mini」って意外と引っ張りだこ【2024年を振り返る(10月編)】:Mobile Monthly Top10
2024年も残り2日となりました。これから1年間の記事アクセス数のトップ10を1カ月単位で紹介します。10月はどうだったのでしょうか……?
ITmedia Mobileのアクセスランキングを月単位でチェックしつつ、2024年を振り返っていきます。今回は、10月における記事のアクセス数のトップ10を紹介します。
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2024年10月1日~10月31日10月のアクセス数の1位は、Appleが10月15日に発表し、23日に発売した「iPad mini(A17 Pro)」に関する記事でした。
その名の通り、iPad mini(A17 Pro)はA17 Proチップを搭載するiPad miniの新モデルです。従来はモデル名に「第○世代」と付けていたのですが、昨今における他のiPadファミリーにならう形で、搭載するSoC(System on a Chip)の名称を冠するようになりました。「世代交代=SoC交代」ということであれば、こちらの方が製品としての区別がしやすいので、個人的には歓迎する変更です。
さてiPad miniですが、他のiPadファミリーと比べるとコンパクトで、サイズ的にはスマートフォンに近い存在です。そのせいもあってかモデルチェンジのサイクルもゆっくりめではあります。しかし、意外とニーズはあるようで、ラインアップには残り続けています。iPhoneにおける「mini」とは対照的です。
例えば、JR東日本(東日本旅客鉄道)では乗務員に持たせる端末としてiPad miniを導入しています。従来、乗務員はダイヤグラムや各種マニュアル(の一部)、「スタフ」と呼ばれる運転時刻表など複数の印刷物を携行していたのですが、これらをiPad miniにまとめたことによって、持ち運ぶ荷物を大きく削減できました。一部の車両ではマイク回りを改造して、iPad miniに収録したアナウンスを流せるようにもなりました。
持ち運びの邪魔にならない情報用端末を持たせたい――そういう用途において、iPad miniの需要は下支えされています。だからこそのモデルチェンジなのだと思われます。個人的には、iPadを買うならminiかなと……(普段から荷物は多いので)。
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