KDDIと三菱自動車、スマホアプリ「Mitsubishi Motors」を共同開発 各国のローカル機能も利用可能
KDDIは、三菱自動車のコネクティッドサービス向けアプリ「Mitsubishi Motors」を共同開発。これまで国内で提供してきた「My MITSUBISHI CONNECT」を刷新し、海外の各国ニーズに応じたローカル機能をミニアプリで利用できる。
KDDIは、三菱自動車のコネクティッドサービス向けアプリ「Mitsubishi Motors」を共同開発。2月17日に提供を開始した。
三菱自動車はクロスオーバーSUV「アウトランダー」のプラグインハイブリッドEV、軽自動車タイプの電気自動車「eKクロス EV」、1トンピックアップトラック「トライトン」といったMITSUBISHI CONNECT搭載車両の購入者に、コネクティッドサービス用アプリ「My MITSUBISHI CONNECT」を通して、車内のエアコン、電動車両の駆動用バッテリー充電のリモート操作機能、セキュリティアラーム通知機能などを提供している。
一方、海外では各国現地法人がディーラー検索や購入サポートなど、各国固有の機能/サービスに関するアプリを独自で開発/運用しているため、1つの国で複数のアプリが併存する状況となっていた。
そこでKDDIは、三菱自動車がこれまで国内で提供してきた「My MITSUBISHI CONNECT」のUI、UXを刷新。新たに提供する本アプリ内で、各国のニーズに応じたローカル機能を利用できるミニアプリの提供を可能とした。本アプリで車の購入サポートから新たなモビリティサービスまで、さまざまな機能が使えるようになるという。あわせて、スマートフォンだけでなくスマートウォッチでも利用可能とした。
本アプリは日本での導入後、欧州、北米などで順次提供する予定。コンテンツ管理や多言語対応、各国システムとのデータ連携で、車種/機能の追加や海外展開へ迅速かつ効率的に対応可能としている。
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