ドコモ販売ランキング:iPhone 16が返り咲き、折りたたみGalaxyはすべて圏外に【8月4日~8月10日】
ドコモオンラインショップの「売れ筋ランキング」。8月4日~8月10日の期間は、「iPhone 16(128GB)」が前週3位から首位に復帰。一方で、前週ランキング上位を席巻した折りたたみ型のGalaxyが発売2週目にして全てトップ10圏外に転落した。
ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。8月4日~8月10日の期間は、「iPhone 16(128GB)」が前週3位から首位に復帰。一方で、前週ランキング上位を席巻した折りたたみ型のGalaxyが発売2週目にして全てトップ10圏外に転落した。
前週は「Galaxy Z Flip7 SC-55F」が1位、「Galaxy Z Fold7 SC-56F(256GB・512GB)」が2位・4位を占めていたが、発売2週目となる今週は、これらが全て圏外に転落。代わって「iPhone 16」が首位に復帰し、「Galaxy S25 SC-51F」や「Xperia 10 VI SO-52E」といった定番モデルが再び上位を占める結果となった。
首位に復帰したiPhone 16は、14万5200円という価格設定でA18チップを搭載。Apple IntelligenceによるAI機能が特徴となる最新モデルだ。2位には「Galaxy S25 SC-51F(256GB)」が前週5位から上昇。13万5740円でSnapdragon最上位プロセッサと12GBのメモリを搭載し、5000万画素の広角カメラを含むトリプルカメラシステムも備えている。
3位の「Xperia 10 VI SO-52E」は6万2590円という手頃な価格帯ながら、5000mAhの大容量バッテリーで2日間充電なしで使用できるスタミナ性能が特徴。21:9のマルチウィンドウ対応により、動画視聴しながらSNSを利用するような「ながら使い」にも最適だ。
折りたたみGalaxyのトップ10陥落により、8位から10位に3機種が復帰した。8位の「Google Pixel 9a(128GB)」は8万8000円で、上位モデルゆずりのTensor G4チップやIP68防水防塵(じん)性能を備えた高コスパモデルだ。9位の「AQUOS R10 SH-51F」は12万1220円で、3000ニトの超高輝度Pro IGZO OLEDディスプレイとライカ監修のデュアルカメラを搭載。10位の「AQUOS wish5 SH-52F」は2万7500円という低価格ながら、6.6型の大画面と5000mAhバッテリー、IPX9の高い防水性能を実現している。
今回のランキング変動は、折りたたみスマホの新機種効果の短さを如実に示した結果となった。縦折りで17万円超、横折りで30万円という高価格帯での継続的な需要確保の難しさが露呈し、やはり10万円台前半から6万円台という従来の価格帯に需要が回帰している。折りたたみスマホが一般的な選択肢として定着するには、さらなる低価格化と実用性の向上が求められそうだ。
ドコモ端末販売ランキング TOP10
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