レビュー

3COINSで2750円の「ミニトイカメラ」、ノスタルジックに浸るのにちょうどいい写り 在庫復活の今が入手チャンス(2/3 ページ)

3COINSで人気のあった「ミニトイカメラ」が復活していた。売り切れるほど人気なのはなぜだろうか。その秘密を探るべく、実物を入手し、さまざまなものを撮影してみた。なお、価格は2750円だ。

静物撮影で威力を発揮

 32GBのmicroSDメモリーカード(正確にはmicroSDHCカード)を挿入したので、画質は最高の「8M」(3280×2460ピクセル)に設定した。日の光の入る室内でネコを撮影したところ、全体的に油絵のような仕上がりになった。


ネコの近影

もっと近影

距離を取って撮影すると粗さが目立つ

 テーブルの下の暗がりにいるネコで試したところ、相変わらず油絵のようではあるが、暗いなりにしっかり捉えている印象だ。もちろんフラッシュは焚いていない。


光量の少ない場所でも、比較的よく撮れている

 フラッシュを焚いた場合とそうでない場合の違いもチェックしたい。

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フラッシュをたかかずに撮影部屋の明かりのみで撮影した

こちらはフラッシュを焚いた写真。少しだけ明るくなっている

 雲の切れ間からのぞく月も撮影できた。望遠設定やシャッタースピードを変えられないので、じゃんじゃかとシャッターを切ることができる。


夜空の月。望遠できないので小さくしか撮れないが、色味はよく出ている

連射できたのでGIF動画にした

 古い教室や建物、楽器や機械などでは、よりノスタルジックな仕上がりになる。


古い教室は雰囲気のある写真になった

古いアップライトピアノは、より古そうに撮影できた

こちらは足踏みミシン。画質は粗いが、雰囲気はある

古い建物

 植物も、近景であればほどよく撮ることができた。距離のある被写体では、やはり油絵のような仕上がりだ。


明るい場所で撮影したユリ。近いとそれなりに撮れる

サルスベリの梢付近を撮影したが、油絵のようなのっぺり感がある

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