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ソニーの「Video & TV SideView」アプリが2027年3月で終了 BRAVIAやSIE製nasneなどに影響

ソニーがネットワーク対応AV機器向けアプリが、2027年3月30日をもってサービスを終了する。終了後は一切の機能が使えなくなるという。

 ソニーとソニーマーケティングは9月2日、ネットワーク対応AVデバイス向けスマートフォンアプリ「Video & TV SideView」のサービスを2027年3月30日をもって終了することを発表した。サービス終了後は、当該アプリの機能を一切利用できなくなる。


ソニーとソニーマーケティングからの告知

Video & TV SideViewの概要

 Video & TV SideViewは、以下のソニーブランドのネットワーク対応AVデバイスの制御や録画番組の視聴などに利用できるアプリだ。

  • BRAVIA(デジタルTV:2011~2025年モデル)
  • Blu-ray Discレコーダー(2013~2024年モデル)
  • Blu-ray Discプレーヤー(2010~2016年モデル)
  • nasne(ネットワークレコーダー:※1)
  • マルチチャンネルインテグレートアンプ(2013~2017年モデル)
  • ホームシアターシステム(2013/2014年モデル)

(※1)ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE:旧ソニー・コンピュータエンタテインメント)製のみバッファロー製は対象外)

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今回のアプリのサービス終了の影響を受けるSIE製nasne。バッファロー製nasneはSIEが提供する「torne(トルネ)」アプリを利用することから本件の影響を受けない

利用できなくなる機能

 サービス終了後、Video & TV SideViewではアプリ内の全機能を利用できなくなる。利用できる機能は接続先のデバイスによって異なるが、主なものは以下の通りだ。

  • リモコン
  • 録画予約(ホームネットワーク内)
  • 外から録画予約
  • 外からどこでも視聴
    • 外出先からレコーダーに接続して番組を視聴する機能
  • 家じゅうどこでも視聴
    • 同じネットワークに接続しているレコーダーに接続して番組を視聴する機能
  • ワイヤレスおでかけ転送
    • 同じネットワークに接続しているレコーダーに接続して録画番組を持ち出す機能

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