スマホの車載ワイヤレス充電器、充電スピードが早い最新モデル(Qi2 25W)に取り換えやすいオススメの設置方法:ふぉーんなハナシ(2/2 ページ)
今回は筆者が考える、スマホの車載ワイヤレス充電環境をアップデート(新規格の新製品に取り換え)しやすくする小技をコラムとしてご紹介します。
MagSafeスマホホルダーに取り付けられるワイヤレス充電器を活用する
前置きが長くなってしまいましたが、考え方はシンプルです。まずは車両側にMagSafe対応のスマホホルダーを装着しました。この製品はシンプルにMagSafeでスマホを固定できるというもので、ワイヤレス充電機能は付いていません。
今回はモデルYのエアコン部分に取り付けられる専用設計のYONZEE製品を入手しましたが、他の車種では汎用(はんよう)的な製品でも構いません。
上で取り付けたMagSafeスマホホルダーに、今回はTHREEKEYというブランドが発売している最大25W出力対応のMagSafe充電器を組み合わせます。この製品はスマホを固定する表のマグネットとは別に、背面にもMagSafe形状のマグネットが内蔵されています。よってiPhoneをMagSafeで装着した状態で、さらにMagSafe対応ホルダーに充電器ごとMagSafeで固定できるというわけです。
しかも小型ながら冷却ファンを内蔵しており、MagSafe充電による発熱を多少抑えてくれます。ファンの音も同様の従来製品と比べて非常に静かです。本体背面にファンとLEDライティングをオン/オフできるボタンが用意されているのも素晴らしいですね。
これで車内に最大25W出力でMagSafeにてワイヤレス充電できる環境を整えることができました。
先端を取り換えれば最新規格に対応できる
このやり方のミソは、ワイヤレス充電の新しい規格が今後登場した際に、車両側に取り付けたMagSafeスマホホルダーと苦労して配線したUSBケーブルはそのまま、USB Type-Cで接続した先端のMagSafe充電器部分だけを取り換えるだけで最新規格に対応できそうという点です(シガーソケットなどからUSBで電源を取る場合は、高出力なものを選んでおく必要もあります)。
今回購入したTHREEKEYの製品と同様、「裏面にもマグネットが内蔵されたMagSafe対応のワイヤレス充電器が今後も登場すれば」という条件付きとはなりますが、もし登場しなくても円形のマグネットシールを新しい充電器の裏面に貼り付ければ同じことが再現できるはず。
iPhone 16シリーズ以降の対応モデルや、Qi2.2に対応した「Pixel 10 Pro XL」など最新スマホを利用しているなら、こうした製品で車でのワイヤレス充電環境にもこだわってみることをおすすめします。
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