欧州で人気の“謎のGalaxy” 「Galaxy Xcover7 Pro」をチェック:山根康宏の海外モバイル探訪記(1/2 ページ)
一部の国では業務系の販売ルートでしか取り扱われていませんが、それでも取り寄せて個人で使うユーザーも見られるようです。
Samsungが主にB2B向けとして展開しているスマートフォン「Galaxy Xcover」シリーズが、欧州で人気を高めつつあります。その秘密は、タフネス仕様のボディーながらスタイリッシュなデザインであること、そしてバッテリー交換式で長期間に渡り使い続けられることです。最新モデルは「Galaxy Xcover7 Pro」です。
前モデルの「Galaxy Xcover7」もまだまだ人気ですが、シングルカメラであることから、写真撮影で不便さを感じることがありました。バッテリー容量も4000mAhで、もうちょっと欲しいところです。
→・サムスンのタフネススマホ「Galaxy XCover7」に触れる バッテリー交換できるのがイイ
Galaxy Xcover7 Proは待望の超広角カメラが搭載され、風景写真や集合写真なども撮りやすくなりました。またインカメラも約800万画素から約1600万画素にアップデートされ、室内でのセルフィーもよりきれいに撮影できます。
プロセッサはQualcommのSnapdragon 7s Gen 3を搭載し、本体の動作はミドルレンジの上位機種と言ったところです。ラフに使える日用品として考えれば十分でしょう。またバッテリー容量は1割弱増えて4350mAhになっています。夜になって「もうちょっと使えたらいいのに」という心配も無くなります。
Galaxy Xcoverシリーズは現場作業などにも使われるため、アプリケーションを一押しで起動できるショートカットボタンも搭載しています。
Galaxy Xcover7は左側面だけにボタンがありましたが、Galaxy Xcover7 Proは本体上部にももう1つのショートカットボタンが搭載されました。そのためか、3.5mmヘッドフォン端子は省かれています。
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