d払いに複数サービスの利用状況を集約表示する新機能
ドコモはd払いアプリに「利用サービス」機能を12月15日に追加する。同社提供サービスの利用状況を1画面でまとめて確認でき、利便性が向上。d払いトップ画面から、決済状況やポイント残高、回線情報などを一覧できる。
NTTドコモは12月12日、決済アプリ「d払い」において、同社が提供する複数のサービス利用状況を1画面でまとめて確認できる「利用サービス」機能を、15日に追加すると発表した。従来は各アプリやWebページで個別に確認する必要があった情報を、d払いのみで一覧できるようになる。
新たに追加される機能は、d払いトップ画面と利用履歴画面に配置される「利用サービス」ボタンからアクセスする形式となる。画面を開くと、ユーザーが契約中のサービス情報が一覧化され、決済状況からポイント残高、カード利用額、さらには回線情報や資産運用サービスの状況まで、複数の情報を途切れなく把握できる構造となっている。
一覧表示の対象となるのは、d払いの当月利用額や還元率の内訳、保有dポイント数とポイント運用の状況、dカードの当月利用額、契約中の回線プランにおける料金とデータ通信量、そしてかんたん資産運用の運用状況およびポイント還元率などだ。これらはユーザーの毎日の利用に直結する項目であり、決済・通信・ポイント・カードサービスを同社が包括的に提供するという特性を踏まえた設計になっている。
d払いの当月利用額や還元率、保有dポイント、dカード利用額、回線プランの料金とデータ通信量、かんたん資産運用状況などを一覧表示する。これらは決済・通信・ポイント・カードサービスを包括的に提供する同社の特性を踏まえ、ユーザーの毎日の利用に直結する項目として設計されている
従来、ユーザーはポイント確認やカード利用額の確認、回線状況の確認などを別々のアプリで行う必要があったが、今回の機能追加により、必要な情報にまとめてアクセスできるようになり、利用体験の煩雑さが大幅に改善される。
同社は2025年9月にdカードの情報を詳細に確認できる専用画面も追加しており、カード番号や名義人、有効期限、セキュリティコードなどの情報を一覧表示する仕組みも既に実装している。
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