ゲーミングスマホ「REDMAGIC 11 Pro」国内上陸 水冷システム内蔵、おサイフケータイ対応で12万9800円から
REDMAGICは、ゲーミングスマホ「REDMAGIC 11 Pro」の先行予約販売を開始。内蔵型水冷システムを備え、空冷ファンを搭載しつつIPX8等級の防水を実現している。価格は12万9800円から。
nubia傘下のREDMAGICが、12月17日にゲーミングスマートフォン「REDMAGIC 11 Pro」を発表した。
本製品は、業界初をうたう本体内への水冷システムを実装。厚さ0.85mmの独自開発「圧電セラミック製マイクロポンプ」や冷媒に高絶縁性と非導電性を備えるフッ化系液体を採用し、熱を高速で循環させる。
プロセッサの熱を直接風路へ伝導する「SoC専用ルート」と、ベイパーチェンバーや複合液体金属がディスプレイやバッテリーなどから発生した熱を吸収する二重構造も採用。2万4000RPMの高速ファンが双方から集めた熱を一気に排出し、端末温度を最大6度低下させるという。またナノレベルの気密素材を用いた独立風路設計で風の通り道と内部基板を分離させ、IPX8等級の防水性能を可能にている。
プロセッサは「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を搭載する。このチップの性能を最大化するために、性能配分と電力管理を最適化する「CUBEゲームエンジン」、映像の滑らかさとタッチ感度を強化する自社開発ゲーミングチップ「Red Core 4」、Adreno GPU専用の18MBキャッシュメモリを統合した。また、UFS 4.1 ProストレージとLPDDR5Tメモリを採用している。
背面は完全フラット設計で、内部の水冷構造や冷却ファンを観賞可能。インカメラを排除した6.85型フルディスプレイは中国BOEと共同開発した「X10」発光材料を取り入れ、最大144Hzの高リフレッシュレートと前世代比で10%の消費電力低減を可能とした。
シリーズ初の「3D超音波指紋認証センサー」を搭載しており、ぬれた手でもロック解除が可能。7500mAhバッテリーは有線での最大80W急速充電に対応し、バッテリーを通さずシステムに直接給電する「充電分離(バイパス充電)」機能も搭載する。
REDMAGICゲームスペースにはゲームごとにカスタマイズ可能な機能やツールを備え、AIアシスタントが攻略情報やキャラクターの詳細、おすすめ編成などをリアルタイムで回答する他「かこって検索」機能にも対応。側面には520Hzのショルダートリガーを2つ装備し、ゲームのコントローラーとして操作できる。おサイフケータイ(FeliCa)をサポートしているのも大きな特徴だ。
価格は12GB+256GBモデル(ブラック)が12万9800円、16GB+512GBモデル(黒スケルトン/シルバー)が15万7800円、 24GB+1TB(黒スケルトン/シルバー)が19万2800円。12月24日11時59分までにREDMAGIC日本公式サイトでメール登録した全員に1000円クーポンを配布し、12月24日12時から2026年1月8日11時59分までの先行予約販売期間はクーポンを併用すれば最大5000円オフで購入できる。
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