スマホの平均料金は月3997円に低下、端末代やデータ容量は増加傾向に MM総研が調査
MM総研は「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2026年1月調査)」の結果を発表。スマートフォン利用者全体の平均月額利用料金は3997円と前回調査から120円低下し、端末購入金額は7万8771円と前回調査から2750円上昇した。
MM総研は、2月17日に「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2026年1月調査)」の結果を発表した。
スマートフォン利用者全体の平均月額利用料金(端末代金の分割支払い分は除く)は3997円と、前回調査から120円低下。MNO4ブランドのスマートフォン利用者の月額利用料金は4656円、楽天モバイルを除くMNOのフィーチャーフォン利用者は2551円、サブブランド利用者の月額利用料金は3119円、MVNO利用者の月額利用料金は1830円で、前回調査と比較すると月額利用料金としては全て低下している。
端末購入金額は7万8771円と、前回調査から2750円上昇。5Gスマートフォンは8万4761円、4Gスマートフォン(3Gを含む)は5万3702円で、5G対応の方が約3万円高い。MNO4ブランドのスマートフォン利用者では購入金額は8万4207円(前回調査比3072円上昇)、MNOのフィーチャーフォン利用者は2万2166円(同3530円上昇)、サブブランド利用者は7万121円(同2261円上昇)、MVNO利用者は6万1832円(同2912円上昇)だった。
OS別の端末購入金額をみると、iOSは11万650円、Androidでは5万9707円と前回調査から上昇。iPhoneはAndroidよりも端末購入金額が5万943円高く、5G対応の有無では5G対応iPhoneは11万7652円で4G対応iPhone(7万8014円)よりも約4万円高く、5G対応Androidは6万4398円で4G対応Android(4万1155円)よりも約2.3万円高かった。
スマートフォン利用者の月間モバイルデータ通信量は「わからない」と回答したユーザーを除いた平均モバイルデータ通信量が13.25GB、中央値が3GBとなった。有効回答のみを対象とした場合、月間通信量は「1GB」が24.3%、「2GB」が9.4%、「3GB」が16.7%で、50.4%のユーザーが3GB以下の通信量となる。平均利用量に近い10GBまでのユーザーは73.1%と前回調査より1.5ポイント減少したが、10GB超ユーザーの比率が上昇。平均値は上昇傾向にあるが、中央値は3GBと二極化が進行している。
スマートフォン利用の月間Wi-Fiデータ通信量は「わからない」を除き、Androidユーザーは14.60GB、iPhoneユーザーは16.07GBと分析。全体では15.19GBで、月間モバイルデータ通信量の平均13.25GBと合わせた月間の総データ通信量は約28.44GBと前回調査の通信量よりも1.42GB増加した。データ通信量の構成比としてはモバイルデータ通信量が46.6%、Wi-Fi通信量は53.4%で、Wi-Fi通信量が増加傾向にある。
スマートフォン利用者に携帯電話番号とIP電話/アプリ電話それぞれの音声通話時間を聞いた結果、1週間の平均通話時間は携帯電話番号からの場合、MNO4社は17.2分、サブブランドは17.3分、MVNOは12.5分。IP電話/アプリ電話からの場合は、MNO4社は19.5分、サブブランドは16.9分、MVNOは15.6分となった。携帯電話番号とIP電話/アプリ電話からの通話時間を合算すると、MNO4社は36.7分、サブブランドは34.1分、MVNOは28.1分となる。通話時間の推移(2018年4月~2026年1月)を見ると、携帯電話番号とIP電話/アプリ電話からの総通話時間はMNO4社ではほぼ横ばいとなった。
スマートフォンの1週間あたり利用時間は1188分(19時間48分)。個別に見ると、MNO4社は1228分、サブブランドは1179分、MVNOは1037分となった。平均利用時間の推移(2019年2月~2026年1月)を見ると、2019年2月の757分から2025年1月(1258分)をピークに約6年の間でほぼ8時間半増加し、2023年1月以降は横ばいとなっている。
関連記事
日本のスマホ料金、20GBまでは低水準だが無制限は平均を上回る ICT総研が海外6カ国と比較
ICT総研は、2月6日に「2026年2月 スマートフォン料金の海外比較に関する調査」の結果を発表。日本は調査対象6カ国の月額のスマートフォン料金平均を下回っている一方、データ容量無制限プランは平均を上回った。スマホの月額料金や毎月のデータ容量はどのくらい? MMDが調査【2025年9月版】
MMD研究所は「2025年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」の結果を発表。月々の携帯料金の支払い、端末の割賦料金、契約データ容量、直近で利用したデータ容量などを比較している。スマホ通信料金は微減も、端末代は増加傾向でiPhoneは平均10万円超え MM総研が調査
MM総研は、2月20日に「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2025年1月調査)」の結果を発表。スマートフォンの月額利用料金や端末の購入金額、月間データ通信量の平均などをまとめたものとなる。自宅の固定回線どれを使っている? 利用トップは「ドコモ光」、満足度1位は? MMDが調査
MMD研究所は「2025年光回線のシェア・満足度調査」の結果を発表。自宅で契約している光回線サービスをはじめ、総合満足度やコストパフォーマンス、通信速度、顧客サポート、開通までの早さの満足度を聞いている。2026年のスマホはメモリ高騰で“1円端末”終了か MM総研が2025年の出荷台数発表
MM総研は「2025年暦年(1~12月)国内携帯電話端末出荷台数」の結果を発表。下取りプログラムなどがけん引し、スマホ総出荷台数は前年比10.7%増の3196.9万台で2年連続増加している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.