レビュー

最新折りたたみ「OPPO Find N6」実機レポート:Galaxy Z Fold7並みの薄さで“専用ペン”対応、折り目は気にならず(1/2 ページ)

3月17日に発表された折りたたみスマートフォン「OPPO Find N6」は、閉じた状態で8.93mmという薄さを特徴とする。先代からカメラ性能が大幅に強化され、専用スタイラスペンへの対応が大きな特徴だ。実機では極めて目立たない画面の折り目や、PCのような操作を可能にするUIの進化も確認できた。

 3月17日に中国・東莞市にあるOPPOの本社で発表された「OPPO Find N6」は、薄型のフォルダブルスマホ。前世代の「OPPO Find N5」からは、カメラも大きく強化しており、フラグシップモデル並みの性能に引き上げられている。また、「OPPO AI Pen」に対応しているのも特徴だ。その実機を、写真とともに見ていきたい。


OPPOが17日に発表した最新モデルのFind N6。開くと8.12型のディスプレイが現れる

Galaxy Z Fold7とほぼ同じ薄さ 折り目はほぼ分からないレベル

 まず目を引くのはその薄さだ。スペック的には、閉じたときの厚さ(奥行き)が8.93mm。本体を開くと4.21mmまで薄くなる。フォルダブルスマホの中ではトップクラスで、閉じても一般的なスマホとあまり変わらないサイズ感といえる。


閉じたときの厚さは8.93mm。一般的なバータイプのハイエンドスマホとほぼ同じサイズ感だ

グローバル版は2色展開。目を引くオレンジは、オフィシャルの写真で見るよりやや薄い色合いだった

 同じく薄さや軽さを追求したサムスン電子の「Galaxy Z Fold7」(厚さ8.9mm)と比べても、数値はほぼ変わらない。ただし、並べてみると若干だがFind N6に厚さがあるように感じたのも事実だ。数値的には小差で、小数点第2位以下を切り捨てれば同じ8.9mmになる。また、普段からGalaxy Z Fold7を使っていると、Find N6(225g)の方が10g重いことは、手に取ると明確に実感できた。

advertisement

上がFind N6、下がGalaxy Z Fold7。色の違いでGalaxyの方がやや締まって見えるというのはあるが、わずかながらFind N6の方が厚い

 Find N6は、より薄く、軽くすることを志向したというよりも、このサイズ感の中でできることを増やした端末といえる。まず、OPPOが誇っていたディスプレイの折り目だが、開いたときの写真を見て分かるように、ディスプレイが点灯しているとほぼ分からないレベルだ。若干だが折り目は残っているものの、段差が少ないため、タッチした際に操作がしやすい。


中央のヒンジ部の折り目がほとんど見えないほど目立たない

PCのように複数のウィンドウを配置できる

 この画面サイズに合わせ、UI(ユーザーインタフェース)にも工夫を凝らした。ウィンドウ表示できる機能が、それだ。以下のように、アプリの右下を内側にドラッグしていくとウィンドウに切り替わり、ホーム画面上に配置できる。あたかもPCのようだ。


画面の右下をドラッグしていくと、アプリがウィンドウ化する

ウィンドウは最大4つまで並べることが可能だ

 ウィンドウ化したアプリは、4本指を画面にタッチしてつまむように操作すると、通常の表示に戻すことができる。慣れていないと少々難しいが、ジェスチャーだけで切り替えられるのは手軽といえる。


ジェスチャーでウィンドウから通常表示に戻すことができる

OPPO AI Penにも対応 生成AIでイラスト作成も可能

 OPPO AI Penも同モデルの独自機能だ。先に比較として挙げたGalaxy Z Fold7は薄型化のために、それまで対応していたSペンが非対応になってしまった。OPPO AI PenはBluetoothで接続するタイプのスタイラスで、背面ケースに取り付けて充電する。


ペンは専用ケースに収納できる。充電もここで行う

 筆圧検知にも対応しており、書き味は非常にスムーズだ。また、ペン先近くにはボタンが搭載されており、これを押しながら範囲指定するとAIを呼び出せる。以下の写真は、ペンで書いたラフスケッチを元に、生成AIでイラストを作成するという流れ。ペンの操作で完結するため、操作がしやすい。


下書きを書いて絵のテイストを決めると、AIが下書きを元にしたイラストを生成した

雑な下書きから、きれいなグラフを生成することもできた。こうした図版が作れるのは、ビジネスシーンで役立ちそうだ
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.