「好きな決済音」はありますか? SuicaやWAONを抑え、1位に「あの音」がランクイン――バイドゥ調査
バイドゥはキーボードアプリの利用者を対象にした好きな電子決済音に関するアンケート調査結果を発表した。Z世代の第1位は日常的な接触頻度が高いサービスが獲得し、第2位には動物の鳴き声を連想させる音が続いた。年代ごとに好みの傾向に違いが生じることも明らかになり、生活環境や実際の利用体験が人気に影響を与えている。
バイドゥは4月16日にキーボードアプリ「Simeji」の利用者2520件を対象としたアンケート結果「好きな電子決済音TOP10」を公開した。調査は2月12日から30日にかけてアプリ内で実施した。Z世代(15~29歳、有効回答数341人)に加え、16歳未満のα世代や30代以上の回答も含めて分析し、利用者が支払いで聞く音の印象を調べた。
ランキング上位は聞き慣れた音が占める
Z世代が選ぶ好きな電子決済音の第1位は「PayPay」の「ぺいぺい」が過半数(55.1%)の支持を集めて獲得した。接触頻度の高さに加え、無邪気で口に出したくなるリズムの良さや中毒性が支持を集めた。第2位は電子マネーの「WAON」の「きゃうぉーん」が獲得した。犬の鳴き声を連想させる音の愛らしさに加え、聞くと笑えるというエンターテインメント性の高さが利用者の人気を集めた理由だ。
第3位は交通系ICカードの「Suica」の「ピッ」が入った。日常利用からの親しみに加え、余計な音がしない、うるさくないというシンプルさが利用者の評価を集めた。第4位はヤマト運輸が提供するコード決済の「にゃんPay」の「にゃにゃにゃん」が入った。猫の声をモチーフにした音のかわいさが猫好きの熱烈な支持を集めた。第5位はiPhone利用者になじみがある「Apple Pay」の「ぽきーん」が入り、音のさわやかさやテンションが上がる点が評価された。
6位以降にも個性豊かな決済音がランクイン
Z世代ランキングの第6位には「QUICPay」の「クイックペイ」が入り、独特の機械音声とテンポ感が評価された。第7位は「au PAY」の「ピロリン」が続き、シンプルで上品な音色が好まれた。第8位は「iD」の「ポロンポロン」が入り、ピアノのような美しさや癒やしが支持された。第9位は「メルペイ」の「シャリシャリシャリーン」で、フリマアプリでの売買が日常化しているZ世代ならではの結果となった。第10位の「d払い」の「チャリーン」は、お金を使った実感が湧くという点で他の決済音とは異なる特徴として挙げられた。
年代ごとに異なる人気サービスと理由
年代別に見ると好みの傾向が異なることが判明した。16歳未満(α世代)は1631件の回答があり、PayPayが全体の59.2%を獲得して第1位になった。自身で利用していなくても親が使っているという理由が多く集まり、「聞いたことがある音」を重視する傾向が出た。また、楽天ペイやLINE Pay、ファミペイなども生活圏で接する機会が多い音としてランクインしている。30代は54件の回答があり、PayPayの支持率が33.3%に下がる一方で、日常的に利用しているWAONや「d払い」の音が上位に入った。
40代は71件の回答があり、KDDIが提供するスマホ決済の「au PAY」が第2位に入った。50代以上は102件の回答があり、Suicaが第2位に入った。大人の世代は若い世代と比較して票が分散し、通勤で長年親しんできた音や、楽天Edy、nanacoといった長年使われてきたサービスの決済音も選ばれた。若い世代が「聞いたことがある音」で選ぶのに対し、世代が上がるほど、実際の「利用体験」に基づいている傾向が調査結果から明らかになった。
過去の調査と比較した人気の変化 完全定着した決済手段
2019年に実施した調査結果と比較すると、当時はWAONが第1位でPayPayが第2位だった。今回の調査ではPayPayが全世代で第1位を獲得し、現在では日常的な決済手段として完全に定着したことが分かる。電子決済の普及に伴って「メルペイ」や、au PAY、にゃんPayといった新たなサービスの存在感も高まった。一方で、nanacoや楽天Edyなどの従来の電子マネーも、長年のなじみや安心感から40代・50代を中心に支持を維持している。WAONは前回と今回の調査でともに上位に入り、世代を問わず安定した人気を集めた。
おことわり
※記事内の決済音は、実際の電子音やアナウンスを文字で表した擬音(音読み)で、ニュースリリースにある文字を文字化けしないように書き換えております。
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