相互交換が始まった「PayPayポイント」と「Vポイント」のお得な活用法 6月の“ルール変更”にも要注意:スマホ決済のお得な活用術(1/2 ページ)
PayPayポイントとVポイントの相互交換が開始され、1ポイント単位での等価交換が可能になった。PayPayは6月よりポイント支払い時の還元を廃止するため、今後は運用や他サービスへの集約が鍵となる。東京都の事業で付与されるポイントもVポイント経由でPayPayへ移せるなど、活用の幅が広がっている。
今やユーザー数7300万人(2026年3月時点)を超える「PayPay」と、クレジットカードのタッチ決済をけん引する「三井住友カード」が連携。その取り組みの1つとして、3月24日から「PayPayポイント」と「Vポイント」の相互交換が始まった。
それぞれ1ポイント=1ポイントで等価交換でき、1日1回100ポイント以上から利用できる。交換上限は月間3万ポイントまでとなる。なお、ポイントを交換するときには、各ポイントの有効期限や利用できる決済やサービスに注意したい。
Vポイントの有効期限は原則1年間。ただし期間内にポイントを獲得したり、ポイントを利用したりすることで、自動的にその時点から1年間延長されるので、通常は有効期限を意識する必要はない。
だが、PayPayポイントから交換したVポイントの有効期限は、原則通り交換日から1年間となる。三井住友カードの支払いに充当したり、Vポイント提携先やサービスで利用したりできるものの、他社のポイントに交換することや、「V景品交換」に使うことはできない。
一方、Vポイントから交換したPayPayポイントには有効期限がなく、通常のPayPayポイントと同様に、PayPay加盟店で利用したり、PayPayカードの支払いに充当したりできる。「PayPayほけん」や「PayPay証券」などのサービスにも利用できる。
PayPayポイントは6月2日からポイント支払いによる還元の対象外に
PayPayポイントとVポイントが等価交換できるようになったことで、価値を落とさずに、より使いやすい方にポイントを集約できる。PayPayをよく利用する人ならPayPayポイントに、Vポイント提携先をよく利用する人ならVポイントにまとめることで、それぞれ1ポイント=1円相当の支払いに利用できる。
そのときに意識したいのが、ポイントで支払うことで得られるポイント還元だ。通常、ポイント支払いではポイントがたまらないものだが、PayPayポイントはPayPay加盟店などでの支払いに利用したときに、基本付与分として利用金額の0.5%のPayPayポイントがたまる。ポイントアッププログラム「PayPayステップ」の条件を達成した人なら、最大2%のポイント還元が得られてお得だ。
ただ、このルールが6月2日以降は変更になり、PayPayポイントで支払った金額にはポイントが付かなくなる。また、PayPayアプリで本人確認をしていない人は、同様に6月2日以降、PayPayステップのポイントアップやポイント還元の対象外となるので、本人確認がまだの人は早めに済ませておきたい。
一方、VポイントはVポイント提携先での支払いに充当したときには、ポイント還元は得られない。だが、「VポイントPay」アプリにチャージすることで世界中のVisaのタッチ決済対応店舗で利用できるようになり、利用金額の0.5%のVポイントがたまる。
ポイント運用で得しよう 都民の方は東京ポイントの交換もできる
前述したように、Vポイントで支払ってもポイントはたまらず、今後はPayPayポイントでも同様に、ポイント払いではポイントがたまらなくなる。ポイントを活用するためには、VポイントPayアプリの利用が望ましいが、まだ使っていない人にとっては、新たな決済アプリを利用するのが面倒だと感じる人は多いだろう。
そこで提案したいのがポイント運用だ。PayPayアプリでは「ポイント運用」、Vポイントアプリでは「Vポイント運用」というサービスを行っている。いずれもポイントがあれば利用でき、実際の株価の変動に合わせた投資体験ができる。値上がりしたタイミングでポイントを引き出せば、いくらか得できるというわけだ。
筆者はPayPayのポイント運用を行っているのだが、久しぶりにチェックしてみると、かなり値上がりしていて驚いた。たまったポイントは買い物時に充当するように設定していたが、今は運用するときなのかもしれない。ということで、たまっていたVポイントをPayPayポイントに交換して、PayPayのポイント運用に注ぎ込んでみた。記事執筆時点で12のコースがあるので、下がるリスクも考えながら選びたい。
この他、2月から開始された「東京アプリ生活応援事業」で東京都民に付与される1万1000円相当の「東京ポイント」をまだ受け取っていない人なら、ひとまずVポイントに交換して、そこからPayPayポイントに交換する方法もある。
東京ポイントから交換できるポイントは、「au PAY」「dポイント」「メルカリポイント」「楽天ペイ(楽天キャッシュ)」、Vポイントの5つ。PayPayポイントも交換可能になることを発表しているのだが、それがいつからなのかはまだ分からない。PayPayポイントに交換できるようになるまで待っている人は、VポイントからPayPayポイントへの道筋があることも覚えておきたい。
関連記事
「PayPayポイント」と「Vポイント」の相互交換が可能に 1日1回、毎月3万ポイントまで
3月24日から「PayPayポイント」と「Vポイント」の相互交換を開始。それぞれ1ポイント=1ポイントの等価交換で、1日1回100ポイントから、月間の交換上限は3万ポイントとなる。東京アプリ、PayPayとWAON POINTをポイント交換先に追加 交換時期は「決まり次第案内」
東京アプリが、東京ポイントの交換先として、PayPayポイントとWAON POINTを追加した。東京都は1月16日に、東京アプリと連携する決済事業者の募集を開始し、2月9日に選定結果を発表する予定としていた。交換できる時期は未定。「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か
東京アプリを用いた1万1000ポイントの還元が始まったので、早速申し込んでみた。1.1万円分もらえるのはうれしいが、結局どのポイントに交換するのが正解なのか。各社のキャンペーンを比較した結果、筆者がたどり着いた「最適解」を紹介しよう。ソフトバンク、新料金プランでPayPayカード優遇を強化 ただし通信料還元は最大10%→1%に
PayPayカードは、6月2日から順次「PayPayカード ゴールド」の特典を変更。「年間利用特典」への変更をはじめ「PayPayカード割」の拡充やソフトバンク「ペイトク2特典」の開始、10%還元クーポン配布などを実施する。PayPayの支払い、「PayPay残高」と「クレジットカード」のどちらがお得?
PayPayには、チャージした「PayPay残高」から支払う方法と、登録した「PayPayクレジット」またはクレジットカードから支払う方法の2種類ある。PayPayクレジットやクレジットカードから支払う場合、PayPayポイントが付与されるのは「PayPayカード」と「PayPayカード ゴールド」のみ。PayPayカード ゴールドの年会費分のポイントを獲得するためには、毎月6万円以上の支払いが必要になる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.