なぜ南極で“ネット”が使えるのか――KDDIやStarlinkの通信技術、日本科学未来館で学べます
KDDIが日本科学未来館で開催中の特別展「大南極展」に協賛し南極観測現場を支える通信技術を公開した。スマートフォンを使った3D写真生成技術の体験やStarlink衛星通信による8K映像伝送実証などを展示する。8月22日には南極地域観測隊OBの社員が登壇する関連イベントも開催する。
私たちが毎日当たり前のように使っているスマートフォンやインターネット。その見えない電波が、極寒の地・南極でも未知の世界を切りひらく「命綱」として機能していることをご存じだろうか。このようなテーマについて深く学べるイベントが開催される。
KDDIが日本科学未来館で開催中の南極観測70周年記念の特別展「大南極展」に特別協賛し観測現場を支える通信や映像技術を公開した。会期は7月1日から9月27日までだ。展示ブースでは南極と人をつなぐKDDI観測支援の裏側をテーマに5つのコンテンツを展開している。短波無線による通信からStarlink衛星通信回線を活用した8K映像のリアルタイム伝送実証までを紹介する。
スマートフォンを用いて被写体の細部まで再現した3D写真モデルを短時間で生成する技術の体験展示も用意した。遠隔地からの即時共有や高度な状況判断を可能にするため実用化に向けた研究が進んでいる。KDDIは1956年の南極観測開始以来から通信を通じて現地の活動を支援してきた。2004年以降は毎年社員1人を国立極地研究所に出向させ昭和基地のネットワークを維持している。
会期中の8月22日には関連イベントとして夏休み自由研究フェスおしえて南極観測応援隊を開催する。南極地域観測隊OBであるKDDI社員が登壇し昭和基地の衛星通信の仕組みや南極での生活と通信の重要性について説明する。
本展に足を運び、通信技術の最前線に触れることで、過酷な環境下でどのように観測や研究を支えているかを知ることができ、日常を支えるインフラの偉大さと持続可能な未来について改めて考えてられる機会になるはずだ。
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