「dポイント顧客情報漏えい」説、ドコモが否定 調査結果をXで公表
一部XユーザーアカウントがX上で、dポイントの顧客情報約1億1000万件が闇フォーラムで販売されていると投稿し波紋を呼んだ。しかし元ポストにはデータが未検証であることや容易に捏造可能であるとする客観的分析も付記されていた。NTTドコモは社内調査を実施し、該当する漏えいの事実は一切ないとSNS上の説を明確に否定した。
10月8日、NTTドコモのポイントプログラム「dポイント」の顧客情報約1億1000万件が勝手に販売されている旨の投稿がXで拡散された。この投稿には、氏名や住所、電話番号に加え、携帯電話の契約プランやポイント残高など多岐にわたる個人情報が含まれていると記されていた。
1億1000万件という数字はdポイントクラブの会員基盤全体にほぼ匹敵する超大規模なものだ。自身の個人情報や決済情報が漏えいしたのではないかという懸念から、X上ではユーザーの間で大きな困惑と不安が急速に広がった。
しかし、同ポストは一連の主張について「第三者による独立した検証はなされていない」と明示していた。
これに対して、NTTドコモは情報を発信した。投稿翌日の10月9日、NTTドコモの公式Xアカウント(@docomo)は「【一部SNSにおける当社からダークウェブへの情報流出を示唆する投稿について】」と題する声明を発表した。
NTTドコモは、一部SNSで流布されているダークウェブへの情報漏えいを示唆する投稿を受け、社内における詳細な調査を実施したことを明かした。その結果、該当するような漏えいの事実は一切確認されていないと発表し、X上で拡大していた漏えい説を明確に否定した。また、同社は今後も引き続きセキュリティ強化に努めていく姿勢を示し、利用者の安心・安全の確保を示した。
NTTドコモは個人向け通信サービスやスマートライフ事業を展開する通信大手であり、マーケティング資料によればポイントプログラム「dポイントクラブ」の会員数は2026年3月末時点で約1億1000万人だった。これほど多くのユーザーを抱えるだけに、今回の流出説は多くの人々を混乱させることとなったが、ドコモの公式見解が示されたことで事態が収束に向かった格好だ。
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