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Apple初の折りたたみ「iPhone Duo」きょう発売 価格、特徴、誰向けか――5分で分かるまとめ

Appleは折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」を発売した。大画面を生かしたマルチタスク機能や最新の冷却システムを備えている。予約集中による品薄が発生しており実質負担額を抑える購入手法も注目を集める。

 Appleは10月23日、同社初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」を発売した。この分野ではSamsung Electronics(サムスン電子)やOPPOなどが先行しているが、iPhone DuoはAppleならではの高級感やソフトウェアの細やかな作り込みを強みとしている。日本のApple StoreにおけるiPhone Duoの販売価格は次の通り。

  • 256GB:36万4800円
  • 512GB:39万9800円
  • 1TB:46万9800円
  • 2TB:57万4800円

Apple初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」

ディスプレイ没入感を追求したハードウェア構造

 iPhone Duo最大の魅力は、開いた際に現れる約7.6型の大ディスプレイインナーディスプレイがもたらす没入感だ。

 本体を閉じている時と開いた時のディスプレイ比率がともに白銀比をベースに設計されており、どのような形態で保持してもディスプレイの表示バランスが崩れない。さらに内側のディスプレイには、カメラ穴やノッチを排除したアンダーディスプレイ「FaceTime」カメラを採用し、使う時にだけアンダーディスプレイカメラであることがはっきりと視認できるようになっている。動画や電子書籍などのコンテンツを鑑賞する際、アンダーディスプレイカメラが目立ちづらくなるため、映像世界へ深く引き込まれる体験を味わえる。

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内側のディスプレイには、カメラ穴やノッチを排除したアンダーディスプレイ「FaceTime」カメラを採用した

使うときにだけ目立つようになるアンダーディスプレイ「FaceTime」カメラ

冷却性能と洗練された折りたたみ機構

 高い処理能力を支える内部構造にも多大な工夫が施されている。

 Appleは筐体に軽量で強固なチタンフレームを導入し、さらに同社製スマートフォンとして初となるベイパーチャンバー冷却システムを組み込んだ。最新のA20 Proチップが発する熱を効率的に拡散するため、長時間のゲームプレイや高負荷な動画編集作業でも安定したパフォーマンスを維持できる。

 また、本体をL字型に自立させるスタンドモードを活用すれば、三脚を使わずに動画撮影を行ったり、ハンズフリーでビデオ通話を楽しんだりすることが可能だ。

大ディスプレイマルチタスクが変えるモバイル端末での作業

 iPhone Duoは、ソフトウェア面でも独自の進化を遂げた。ディスプレイの折り曲げ角度に応じてユーザーインタフェース(UI)が変化し、側面へ寄った操作エリアによって片手での操作性を維持している。

 展開したディスプレイは8.3型のLiquid Retinaディスプレイを搭載した「iPad mini」のサイズ感に近い。iPhone Duoでは2つのアプリを同時に並べて操作できる。Webサイトで資料を閲覧しながらメモを作成したり、SNSのタイムラインを確認しつつ動画を視聴したりと、従来のスマートフォンでは実現できなかった滑らかなマルチタスク環境が手に入る。


8.3型のLiquid Retinaディスプレイを搭載した「iPad mini」

iPhone Duoはどのようなユーザーに最適なのか

 日頃からスマートフォンとタブレットを併用し、1台でスマートに荷物をまとめたいユーザーに最も適している。特に外出先や移動中に動画を頻繁に見る人、電子書籍や見開きマンガを楽しみたい人にとって、7.6型の広大なディスプレイは魅力的だろう。

 また、複数アプリを並行して扱うビジネスパーソンにとっても、作業効率を格段に向上させる強力なパートナーになり得る。本体重量や高価格といったハードルはあるものの、コンテンツへの没頭と圧倒的な生産性を求める人なら試す価値が十分にある。

購入時の選択肢と賢い入手方法

 本体価格は従来製品と比較して非常に高額だが、購入場所や支払い方法を工夫することで初期費用や毎月の支払額を大幅に軽減できる。

 Apple Storeでは一括価格36万4800円から購入可能で、分割手数料無料の36回払いが利用できる「ペイディあと払いプランApple専用」が用意されている。256GBモデルの場合、月額1万133円の支払いで済み、24カ月目に端末を下取りへ出すと最大12回分の支払いが免除され、2年間の実質負担額は約24万3000円まで抑えられる。さらにApple Trade Inによる古い端末の下取りを組み合わせれば負担額を一段と削減可能だ。

 通信キャリアのプログラムを活用する場合、2年後の返却を前提とすることで支払額をさらに軽減できる。

 auでは「スマホトクするプログラム+」を提供し、一括価格41万9800円の256GBモデルを25カ月目に返却すると、乗り換えや新規契約なら実質23万300円、機種変更なら実質25万2300円で利用できる。ソフトバンクは「新トクするサポート+」により、一括価格41万9760円に対して25カ月目の返却で実質23万9760円となる。ドコモの「いつでもカエドキプログラム」では、一括価格43万6370円のところ23カ月目の返却で実質23万9690円まで下がる。

 楽天モバイルの「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」では一括価格43万3000円に対し、48回払いで25カ月目に返却する際の2年間支払総額は21万6504円となる。各種キャンペーンや紹介特典による最大4万ポイント還元を適用すれば、実質負担額は17万6504円まで下がり、キャリアの中で最安水準となる。自身の契約状況や将来の買い替えサイクルに合わせて最適な販路と購入方法を選びたい。

iPhone Duoは予約殺到で入手困難に

 なお、iPhone Duoは予約集中による初回出荷分の即日完売や、世界的な物流遅延に伴う一部モデルの入荷遅れが発生している。また、予約開始と同時に手続きを行えなかった利用者が次回入荷待ち状態になったことや、店舗での受け取り枠の争奪戦が激化したことも重なった。Appleは「予約なしで購入できない」ことや、購入できる台数が「1人2台まで」であることを案内している。

 そのため、発売日である10月23日当日に入手できない人も一部存在しているようだ。

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