iPhone Duo、最適化できていないアプリに不満の声続出――App Storeでの「強制」により年明けには一気に解消か:石川温のスマホ業界新聞
iPhone Duoにおけるアプリの表示に関する不満の声が多く挙がっている。これはアプリの最適化が行われていないことが一因だが、App Storeの要件で対応が“強制”されることになることから、アップデートと共に解消するものと思われる。
iPhone Duoが発売され、SNSでは「iPhone Duoのディスプレイに最適化できていないアプリが多い」という不満の声が上がっている。
この記事について
この記事は、毎週土曜日に配信されているメールマガジン「石川温のスマホ業界新聞」から、一部を転載したものです。今回の記事は2026年10月24日に配信されたものです。メールマガジン購読(税込み月額825円)の申し込みはこちらから。
確かに日本で誰もが使っているであろう「LINE」も、ディスプレイを開いた状態で起動すると従来のiPhoneと同じ縦横比率となり、左右は黒く表示されてしまう。iPhone Duoの大画面を全くいかすことなく、むしろ従来よりも小さく表示されるため、使い勝手がかなり悪い。
本体を90度、回転させ、表示を拡大することでなんとか使えるといった感じなのだ。
この状況に「対応アプリが増えてからiPhone Duoを買えばいいのでは」なんて声も上がっているが、実際のところ、主要なアプリはすぐにでもiPhone Duoに対応してくるのではないか。
そもそも、最新のiOS 27に対応していれば、端っこに黒い表示は出ずに全画面で表示される。
さらにアプリの開発環境であるXcodeが27.1になったことで、iPhone Duoに向けたデザインに手を加えられるようになった。
Xcode上で、iPhone Duoのシミュレーターを動かし、開いた状態や閉じた状態でアプリがどんな挙動、表示をするかの確認ができる。
また、アップルでは先月のiPhone Duo発表以降、開発者向けにiPhone Duoでアプリはどんなデザインをすればいいのかの解説動画を何本も公開している。
アプリ開発者にとって、iPhone Duo対応はすでに環境が整っており、あとは微調整をすればいいだけになっているのだ。
アップルでは、来年早々にはApp Storeの登録に対して、iPhone Duo向けのスクリーンショットを登録することを義務づける。
つまり、新たにアプリを配信する、あるいはアプリをアップデートする際にはiPhone Duoのシミュレーターもしくは実機で撮影したスクリーンショットが必要というわけだ。
つまり、来年の早い段階で、アップデートを継続しているアプリに関しては、iPhone Duo対応が自然と進んでいくというわけだ。
いまの状況が改善するのは時間の問題というわけだ。
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ndroidの広大なアプリ経済圏において「折りたたみ端末のスクリーンショット掲載を義務化する」というのはかなり無理のある施策だ。
しかし、アップルであれば、iPhone Duoがこれだけ世間の注目を集め、有料アプリの購入にも金を惜しまない優良顧客に支えられているのであれば、アプリ開発者もiPhone Duo対応を急ぐだろう。
現状、iPhone Duoの欠点とされる「非対応アプリが多い」という課題は、早晩、杞憂に終わるのは間違いない。
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