KDDIのユーザー情報が漏えいか ライフネット生命への不正アクセスで判明
ライフネット生命の連携システムが不正アクセスを受け、KDDIが保有するユーザー情報の一部が外部に漏えいした可能性がある。影響は連携範囲に限られ、KDDIの通信設備やライフネット生命の他システムへの影響はない。対象項目は氏名や連絡先などで、金融情報などは含まれず二次被害も確認されていない。
ライフネット生命とKDDIは10月23日、ライフネット生命のシステムのうちKDDIと連携するシステムが不正アクセスを受け、KDDIが保有するユーザー情報の一部が外部に漏えいした可能性があると発表した。
今回の不正アクセスは連携の範囲に限定されており、KDDIの通信やサービスなどの設備、ライフネット生命の他システムへの影響はないという。両社は被害拡大を防ぐ技術的な防御措置を実施した。
10月23日にライフネット生命が不正アクセスを検知してKDDIへ報告し、KDDIは翌日にアクセス経路を遮断した。第三者がシステムの一部機能における脆弱(ぜいじゃく)性を通じて情報を取得した可能性がある。
漏えいの恐れがある情報は氏名、郵便番号、電話番号、メールアドレス、会員識別子などで、一部は性別や生年月日も含む。最も多い組み合わせは氏名・郵便番号、メールアドレス・会員識別子の8434件となる。なお、パスワードやクレジットカード情報、口座情報などの金融情報は含まれない。
現時点で本件情報を元にした不正利用などの二次被害は確認されていない。ライフネット生命はシステムを利用する「auの生命ほけん」の一部機能をメンテナンスしている。2社は全容把握に向けた調査を継続するとともに、再発防止策を進める。
対象となるユーザーには順次個別に案内する予定だ。両社は不審なメールや電話への注意を促すとともに、企業側からパスワードや暗証番号などを尋ねることはないとして、利用者に警戒を呼びかけている。
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