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» 2008年11月17日 10時00分 公開

「WILLCOM D4 Ver.L」 その真の実力とは(2/2 ページ)

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通信速度も十分高速

坪山 最近のスマートフォンは、HSDPAなどの高速通信に対応していて、理論上の通信速度が3.6Mbpsから7.2Mbpsと非常に速いように思えますが、WILLCOM D4でブラウザを利用していると体感の通信速度はそれほど変わらないと感じることが多々あります。実際のところ、ウィルコムのW-SIMを使った4xパケット通信の方が快適に感じる事もあるくらいです。

Photo 「PHSも、利用シーンによっては3Gより快適に使えることもあります」(早坂忍氏)

早坂氏 無線のデータ通信は結構往復のパケット遅延があるので、スペック上の数字だけで比較されるとつらい部分ではあります。ただ、いくら通信速度が速くても、往復のパケットの遅延が大きいとページの表示が遅くなったりします。PHSは遅延が100ミリ秒以下なので、帯域自体は太くありませんが、レスポンスが速い上、上りと下りの通信速度が対称なので、画像をぽんぽん展開していくようなシーンでは決して引けを取りません。

坪山 さすがに動画投稿サイトのような、大きなファイルをダウンロードするような場合は、3G携帯電話には及ばない部分もあります。ただ、その点は無線LANでカバーできますよね。

早坂氏 PHSでも対応できるものはPHSで、それでは難しいものは無線LANで、と選択肢は用意させていただいていますので、使い方に合わせて使い分けていただけるといいと思います。

坪山 通信速度の話が出たのでぜひ言っておきたいのですが、最近のPHSはW-OAMで接続すると4xパケット方式でも128kbps以上の速度が安定して出ますので、結構使いやすいと思っています。ただ、D4で利用できる高速化サービス「MEGA PLUS」が月500円かかるので、これはもう少し安くなるとうれしいし、もっと多くのユーザーが使うようになると思います。

早坂氏 500円が高いという点は、ご意見として承ります(笑)

石井 高速化サービスの利用率は高いのでしょうか?

早坂氏 Web閲覧時には、圧倒的なパフォーマンスの向上が見られるので有効に活用されている方は多いですね。

坪山 ウィルコムは最近スループットもすごくよくなっているように感じます。WILLCOM D4を手にしてからこまめにチェックしていると、時間帯や場所に関わらずコンスタントに128Kbpsを超える速度で通信できる事が非常に多い。実は結構使えると思っています。

早坂氏 インフラは随時メンテナンスをしていて、バックボーンのIP化も進めていますので、以前よりスループットは高くなっているのではないでしょうか。W-OAMエリアもどんどん増えています。トラフィックの高い場所には追加でアンテナを立てることで比較的容易に対応できますから、トラフィックの動向を予測して手を打ったりもしています。

坪山 実際のスループットが150kbps程度あって、MEGA PLUSを併用すれば、Webもさくさく利用できます。カタログスペックで損をしている部分があるように思いますね。高速化サービスがもっと安価に利用できたりすると、多くのユーザーが高速化サービスを利用して、快適になることを体験できると思うんです。しつこいですけど、これはぜひ検討していただきたいです(笑)

多くのユーザーは“フルインターネット”に魅力を感じている

Photo 「WILLCOM D4は、やはり片手でも使えるコンパクトなサイズにPCの機能がしっかり詰め込まれている点が魅力だと思いますね」(坪山博貴)

坪山 WILLCOM D4やD4 Ver.Lを購入したユーザーさんは、実際にどんなことに使っているのか、もしデータがあれば教えていただけますか?

早坂氏 やはり外出先でのメールチェックやWebサイトの閲覧が圧倒的に多いです。その次に多いのが、動画やワンセグの視聴です。

坪山 いずれもケータイやスマートフォンなどでもできそうなことですが、やはりPCの使い勝手がいいということなんでしょうね。

早坂氏 Windows MobileやケータイでもWebサイトは見られる訳ですが、やはりInternet ExplorerのActiveXのプラグインを前提にしたWebサイトも結構あります。スマートフォンやケータイでは、それらが見られないことがあり、やはりどこかユーザーさんにストレスをかけているのではないかと思います。D4なら、当たり前ですがPCのInternet ExplorerでWebサイトが閲覧できますから、そこは評価されている部分だと思います。

石井 標準のInternet ExplorerでもWebの閲覧はできる訳ですが、別のブラウザも使える点はWindows Vistaを搭載したD4の利点ですよね。Googleの「Chrome」のような、軽快に動作するブラウザも出てきていますので、これからどんどん環境がよくなる可能性があります。

 また、先ほど学生さんの話が出ましたが、新卒採用などの場合、エントリーシートをWebサイトに用意している企業はたくさんあります。ケータイサイトを用意している企業もありますが、まだ主流はPCのサイトですから、そういう意味でもD4を購入して就職活動に役立てるというのは十分考えられることだと思います。D4なら、情報収集とエントリーがその場で同時にできますね。

坪山 日本のケータイインターネットはあまりにも閉じた世界になってしまったので、一般のインターネットとの違いが結構あります。ケータイの方が便利なものありますが、携帯のフルブラウザがどれだけ進化しても、PCと完全に同等にはならないでしょう。だからこそ、最近MID(モバイルインターネットデバイス)やUMPC(ウルトラモバイルPC)といったカテゴリの、”普通に”Webブラウズができる小型のPCが注目を集めているんですよね。

ちょっと便利なTipsをぜひ共有してほしい

坪山 使っていて気づいたことなのですが、プリインストールされているウイルスバスター2008を削除すると結構動作が軽くなったりします。これはウィルコムとしては言いにくい部分だとは思いますが、こうしたD4活用上のTipsなどはありますか?

早坂氏 基本的に、私たちは不要なアプリケーションをプリインストールしている訳ではないので、「あれは消していいです」とは言えません。最低限の安心や安全を確保するために必要なものをプリインストールしている訳ですから。

 D4は通信機能をセットにして、購入すればすぐインターネットにつながることをウリにしている製品ですから、何も防御がない状態で売ることはできません。PCではなく、ケータイやスマートフォンの感覚で購入されるお客様もいらっしゃる可能性があり、ウイルスに関する意識が薄い可能性はあります。ですから、たとえ試用版といえども、これは必要なものなんです。

石井 JWORDも削除すると動作が軽快になるように思います(笑)。そういえば、おっしゃるとおりD4は無線LAN付きのネットブックなどとは状況が大きく違いますね。こうした安全性にもしっかり配慮されている点はさすがだと思います。

Photo 「ユーザーがより快適にWILLCOM D4を使える情報は、ぜひ積極的に発信してほしいですね」(坪山博貴)

坪山 例えば「Webブラウズが中心のユーザーなら、こんな省電力設定がいい」とか、そういう簡単なものでもいいので、使いこなし情報ももっと発信していただけるとうれしいです。

 例えばWILLCOM D4はチップセットがH.264にも対応する動画再生支援機能を持っていて、これを活用するとハイビジョン解像度の動画も楽々再生できますよね。CPUが同じAtomでも、異なる低価格のチップセットを組み合わせているネットブックとは大きく異なるポイントです。でもこれは買った後で分かったことで、ウィルコムさんとしても全然機能として訴求されていません。個人的にはD4を再評価する大きなポイントでしたし、非常に重宝しています。

 ところがD4で動画再生支援は現状サイバーリンク製のドライバでないとうまく動かないみたいなんですね。調べた限りコーレル(インタービデオ)やneroのドライバではうまく機能しません。ですからウィルコムストアでサイバーリンクの「PowerDVD」“D4バージョン”を安価に販売していただけたりするとユーザーも喜ぶと思います。光学ドライブを内蔵しないWILLCOM D4だと、Blu-ray Discの再生機能は不要だと思うので、機能はある程度制限されても安い方がありがたい。このサイズでこんなに綺麗なハイビジョン動画が再生できるんですから、もっと積極的に広めていくべきですよ。

早坂 そのあたりは、ぜひご期待に添えるようにがんばりたいと思います。

石井 そういえば、WILLCOM D4を発表したときにインクリメントPさんが開発表明をしていた「MapFan Navii」が11月下旬にいよいよ登場するそうですね。MapFanでおなじみの地図情報を活用した本格カーナビゲーションソフトという触れ込みでしたから、個人的にはとても楽しみにしています。

早坂氏 そうですね。インクリメントPさんのMapFan Naviiは、WILLCOM D4が持つ通信機能を生かして、単なるルート検索だけでなく、渋滞情報やガソリンスタンドの価格情報、インターネット上の口コミ情報のようなリアルタイム更新型のコンテンツも利用できる点がおもしろいと思います。WILLCOM D4の活用シーンがさらに広がることが期待されますので、私も発売が楽しみです。

坪山 この手の小さなデバイスの中では、WILLCOM D4の出来が一番いいと私は思っています。長い間使えると思ったので、24回払いで買いました(笑) きっとD4は、これからソフトウェアでもっと進化すると思うんです。ぜひウィルコムさんにはそのあたりのサポートも期待しています。今日はどうもありがとうございました。

プロフィール:坪山博貴

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PC、スマートフォン、ケータイ、AV機器などデジモノ全般を得意とするフリーランスライター。ウィルコムはDDIポケット時代からのユーザーで、現在は「新つなぎ放題」と「話し放題」を契約して、WILLCOM D4を使い倒している。


プロフィール:石井英男

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ライター歴15年のベテランで、ハードウェア系記事やノートパソコンケータイ、スマートフォンなどのモバイル系記事を得意とする。最近は二足歩行ホビーロボットにも興味があり、ロボット系記事の執筆も行う。モットーは「正確で、誠実な文章を書くこと」。


プロフィール:早坂忍氏

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ウィルコム データ通信企画室 課長補佐。1998年、当時のDDI東北ポケットへ入社。ネットワーク建設でエリア設計を担当。2006年から「W-ZERO3」シリーズの商品企画・開発の担当になり、W-ZERO3[es]を世に送り出した。以降、スマートフォンおよびモバイルデータ通信市場の拡大に向けた商品/サービス企画に携わる。「WILLCOM D4」のプロジェクトでは、主に商品開発を担当。







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企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年12月16日