F山 この3機種以来、ARROWSって大きな問題を聞かなくなりましたよね。
S内 ソフトウェア更新の回数もそれほど多くないみたいです。
先生 そうだ。確かにF-01F・FJL22・301F以降のARROWSは、大きな問題もなく推移してきた。
M谷 でも、以前のように、新技術を積極的に採用する「冒険心」がなくなってしまってさみしいです……。
先生 Androidスマートフォンが全体的に成熟したこともあるけれど、ARROWSの場合はチャレンジが使い勝手の面でマイナス効果になってしまった面も否めないから、より慎重になってしまった面はある……。
しかし、2014年の冬ごろから、だんだんとチャレンジしようという動きは戻りつつある。2014年11月に発売した「ARROWS NX F-02G」では、先ほどの3機種ではいったん廃止された「USB On-The-Go」のサポートが復活したし、2015年5月に発売した「ARROWS NX F-04G」では「MHL」のサポートも復活した。
S内 お恥ずかしながら、USB On-The-GoとかMHLって何ですか?
F山 USB On-The-Goは、USBの親機にもなれる機能。変換アダプターを用意すれば、PC用のUSB機器を接続できるんだ。キーボードやマウスをつなげると、メールがしやすくなっていいよ。ならPC使え、って話になるかもしれないけど。
M谷 MHLは、映像を外部に出力するための規格で、最近のデジタルテレビやPC用モニターだと対応しているものが多いよ。変換アダプターを用意すれば、MHL非対応のHDMI端子のあるテレビやモニターにつなげられる。みんなでスマホの動画を楽しむときには便利だよ。
先生 よく勉強しているな。さすがだ。F-04Gは、スマートフォンで初めての虹彩認証機能も搭載している。
S内 「Iris Passport(アイリスパスポート)」ってやつですね?
先生 そう。本体を見つめるだけで、端末のロック解除や決済認証ができてしまうんだ。
M谷 何か、未来的ですよね。
先生 そして、2015年の冬モデルから、「人を想えば、進化はとまらない。」というキーワードをもとに、「ARROWS」から「arrows」にブランドをリニューアルした。スペックありきの姿から、使いやすさあってこそのスペックということを強調する、第2の大きな変革だな。
これからも、富士通ならではの発想で、日本のユーザーにとって使いやすいarrowsは続々登場するだろうから、みんな楽しみにしておくように!
生徒一同 はい!
先生 お、ちょうどいい時間にチャイムが鳴った。今日の授業はここまでだ。S内、あいさつ。
S内 起立、気を付け、礼!
生徒一同 ありがとうございました!
先生 よし、この後は、arrowsの健全な発展を願って、私たちも健全になるべく、ラジオ体操だ!
生徒一同 えー!?
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