徹底検証 HUAWEI P10/P10 Plusはスマホカメラの不満を解消できるのか?(1/4 ページ)

スマートフォンのカメラでうまく撮るのが難しいシーンといえば「暗所」や「逆光」。HUAWEI P10/P10 Plusといえば、人物を美しく撮影できるカメラ機能に定評があるが、スマホが苦手なシーンでも高いクオリティーの一枚を残せる。その実力が本物かを検証した。(提供:ファーウェイ・ジャパン)

» 2017年11月02日 10時00分 公開
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 ファーウェイ・ジャパンが2017年6月に発売した「HUAWEI P10」と「HUAWEI P10 Plus」は、カメラ機能に注力したSIMロックフリースマートフォン。2つのアウトカメラと1つのインカメラは、いずれも老舗のカメラメーカー Leica(ライカ)と共同開発したもので、Leicaらしい味わい深い写真を撮影できるようチューニングしている。

HUAWEI P10 Plus HUAWEI P10 Plusで撮影した写真。一眼レフで撮影したかのように、人物の周囲をぼかせる。撮影場所は薄暗い室内だが、ノイズが少なく明るく撮れている
HUAWEI P10 Plus HUAWEI P10/P10 Plusの象徴ともいえるLEICAのロゴ
HUAWEI P10 Plus 「HUAWEI P10」(左)と「HUAWEI P10 Plus」(右)

 HUAWEI P10/P10 Plusは2000万画素のモノクロセンサーと1200万画素のRGBセンサーを搭載。第2世代のLeicaダブルレンズカメラに進化し、人物の顔を3D検出することで輪郭を立体的に捉え、より芸術的なポートレートを撮影できるようになった。レンズはP10がF2.2の「SUMMARIT-H」を、P10 PlusがF1.8の「SUMMILUX-H」を採用している。

 こうしたカメラ機能が評価され、HUAWEI P10/P10 Plusは2017年6月にTIPA(Technical Image Press Association)が発表したTIPAアワード「Best Photo Smartphone」賞を受賞し、「スマートフォンの写真品質を向上させる画期的な製品」と評価された。2017年8月には欧州映像・音響協会EISA(European Imaging and Sound Association)が発表した「EISA Smartphone Camera 2017-2018」も受賞し、「きれいなセルフィー(自分撮り)や芸術的な人物撮影ができること」が評価された。

 日本でもSNS上でHUAWEI P10/P10 Plusを絶賛する声が多く挙がっており、実際の売れ行きも好調だ。

ユーザーがスマートフォンのカメラで不満に思うこと

 なぜHUAWEI P10/P10 Plusは大きな支持を集めているのか? これを実証すべく、ITmedia Mobileではスマートフォンのカメラ利用に関する調査を実施。ユーザーがスマートフォンのカメラで何を撮影し、どんな不満を持っているのか、などを聞く。この調査結果に基づき、HUAWEI P10/P10 Plusのカメラが本当にユーザーの求めるレベルに達しているのかを、実際の作例とともに確認していきたい。

 調査期間は2017年10月19日〜23日。回答者は10代〜70代の1078人で、男性が1003人、女性が75人。いずれも複数回答あり。

 「あなたが日常の写真撮影で利用しているデバイスを教えてください」という質問に対しては、92.6%が「スマートフォンのカメラ」と回答。「コンパクトデジタルカメラ」の32.3%、「デジタル一眼カメラ」の19%から大きく差をつけた。あらためて、スマートフォンのカメラが多く使われていることが分かった。

HUAWEI P10 Plus

 「スマートフォンのカメラで撮影するもの」は「風景」の82%が最多で、「友達、恋人、家族」(58%)、「メモ」(53%)、「料理」(48%)が続く。

HUAWEI P10 Plus

 「スマートフォンのカメラにどんな不満があるか」は、「暗所や逆光など苦手なシーンが多い」が50.6%で最多。次いで「手ブレを起こしやすい」と「光学ズームに対応していない」の37.7%が続く。「特にない」が14.7%だったので、8割以上のユーザーがスマートフォンのカメラに何らかの不満を抱いていることが分かる。

HUAWEI P10 Plus

 「スマートフォンのカメラでうまく撮影できなかったシーンやもの」は、「夜景」(51%)、「動いているもの」(47%)、「逆光」(45%)、「暗い場所でのモノ」(39%)、「暗い場所での人物」(34%)、「離れた場所にいる(ある)もの」(29%)が上位に来た。

HUAWEI P10 Plus

 まとめると、「暗いシーン」「逆光のシーン」で、そして「遠くの被写体」をうまく撮影できないことに不満を抱いている人が多いことが分かる。手ブレは暗所で起こりやすいので、暗いシーンに含めていいだろう。

 HUAWEI P10/P10 Plusは、これらのシーンで満足のいく写真を撮れるのか。不満点として特に多く挙がった暗所を中心に、カメラ性能をテストした。暗所といってもさまざまだが、今回は「古民家」「水族園」「夜のオフィス街」という3つのシチュエーションを選んだ。撮影とレビューはライターの荻窪圭氏に担当いただいた。

 撮影に使ったのはHUAWEI P10 Plus。レンズ以外の性能や機能はHUAWEI P10も同等なので、P10の購入を検討している人も参考にしてほしい。

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