AndroidスマホにはサンディスクのmicroSDを入れるべき“いくつもの理由”(2/3 ページ)

» 2018年10月12日 10時00分 公開
[荻窪圭PR/ITmedia]
PR

 最近は音楽や映画のネット配信サービスが急速に普及しているが、Wi-Fiのない場所ではモバイル回線でIPパケットを大量に受け取ることになってしまう(=ギガが減る)。ところが、サービスによってはコンテンツをスマホにダウンロードする機能を提供している。家のWi-Fi環境でダウンロードしておけば、電車や学校、会社でもちょっとした時間に楽しめるし、画質も安定する。なによりギガが減らない。

 「Amazon Prime Video」で試してみた。一番高画質な設定では1時間あたり約1.8GB。120分の映画なら1本3GB超になる。内蔵ストレージだけなら映画数本で終わりだが、大容量のmicroSDがあれば、例えば好きなアニメを1クールすべて保存するとか(30分×12話で約10.8GB)、海外ドラマを1シーズン持ち歩く(1時間×24話で約43.2GB)といったぜいたくな使い方もできそうだ。

「Amazon Prime Video」の場合、映画をダウンロードする際に内蔵ストレージかmicroSDか選択できる(写真=左)。設定で「SDカードにビデオをダウンロードする」にチェックを入れるとデフォルトでそちらに保存される(写真=右)

 microSDに保存するもう1つの大きなメリットは、スマートフォン自体が壊れても(落として画面を割ったとか)、中のカードさえ無事なら写真やビデオが救出できること。スマホを修理に出すとき、カードを取り出しておけば安心。ヒミツの動画を他人に見られる心配はない。これも重要だ。

microSDの選び方

 Androidスマホを手にしたら、必要な容量のmicroSDを同時購入して最初にセットしよう。microSDはたくさん種類があってどれを選べばいいのか分かりにくいと思ったら、まず5つのポイントをチェックしてほしい。

(1)容量

 まずは容量。現状、64GBがコストと容量のバランスに優れていておすすめだ。ただ、映像や写真の趣味を持っている、映像コンテンツを大量にダウンロード持ち歩く人は128GB以上を選ぶと安心だ。

(2)転送速度

 次に転送速度。書込み速度、読取り速度の2種類がある。

 書込み速度は、コンテンツをメモリーカードに保存する時のスピード。例えば、Amazon Prime Videoやハイレゾ音源など重いデータをダウンロードする際に、書込み速度が速いカードを使えば、ダウンロードの待ち時間を短縮できる。

 読取り速度は、メモリーカードに保存したファイルを読み出すスピード。読取り速度が速いカードを使えば、撮りためた写真やビデオのサムネイル表示にイライラせず快適に使える。

 書込み速度や読取り速度がパッケージなどに記載されていないカードは、転送速度が保証されていない、遅いカードの場合が多い。書込み速度や読取り速度が記載されており、数字が大きいものを選ぶと、快適にスマートフォンを使える。

(3)スピードクラス

 スピードクラスは動画撮影時の最低保証転送速度を表している。動画の撮影では一定速度で書き込み続けられないと、撮影が止まったり、コマ落ちしてしまうため、最低保証の書込み速度が規定されている。歴史的な経緯から3種類の表記があるので知っておくとカード選びの参考になる。

 スピードクラスは、クラス2からクラス10まであり、クラス10なら10MB/秒以上だ。クラス4以下は価格は安いが転送速度は遅い。例えば動画撮影ではハイビジョン(720pまで)が限界なので、今となってはおすすめできない。フルHD以上の動画を撮るならクラス10以上を選ぼう。

スピードクラスの違い(出典:サンディスク)

 さらに、UHSスピードクラスという規格がある。UHSは「ウルトラ・ハイ・スピード」の略。カードとスマートフォンの両方がUHSに対応しているとき、この数字が有効になる。U1が最低10MB/秒、U3が最低30MB/秒の速度を保証してくれる。U1ならHD動画、U3なら4Kビデオにお勧めだ。

 3つめがビデオスピードクラス。V6からV90まである。フルHD動画ならV10以上、4Kビデオを撮るならV30が良い。

「サンディスク エクストリーム microSDカードシリーズ」。こちらは最新のカードで、V30というビデオスピードクラスの数値が追加されている

(4)アプリケーションパフォーマンスクラス

 アプリケーションパフォーマンスクラスは、新しく策定された規格で、アプリケーションの実行と保存に最低必要なランダムの処理速度の目安となる。A1とA2があり、A2の方が高速にアプリケーションを実行できるのでアンドロイドの内部ストレージ拡張機能を使う場合は、カードを選ぶ基準としてチェックしたい。

(5)信頼性(ブランド)

 最後にもっとも重要なのが信頼性だ。microSDを見ても、それがどのくらい信頼できるかは分からない。当たり前だが、外見はどれも同じ。そういうときは信頼できるブランドを選ぼう。

 今回取り上げるサンディスクは、1999年にSDカードを共同開発した3社のうちの1社。しかもmicroSDはサンディスクら2社が開発したTransFlashカードが元になった規格だ。そして、サンディスクはウエスタンデジタルのブランドの一つであり、ウエスタンデジタルが三重県四日市市で製造した日本製のフラッシュメモリーを上海工場でアッセンブリしている。信頼ある日本製のフラッシュメモリーを使い、多くのホスト機器メーカーとの互換性を誇るブランドを選ぶと後々も安心だ。

 サンディスクのmicroSDラインナップは豊富。容量と転送速度によって大きく3つに分類され、好きなコンテンツをすべてため込みたいとか、スマートフォンを使って4K動画の作品を作りたいという人のために400GBのカードまで用意している。

黒いのがスタンダードでクラス4。赤とシルバーがウルトラでクラス10でU1。エクストリームが赤とゴールドでU3かつV30に対応しており、4K動画撮影にも適している

 中でも10月に新製品として登場した「サンディスク エクストリーム microSDカードシリーズ」は、読取り速度が最大90MB/秒、書込み速度は最大70MB/秒(32GB、64GBモデルは最大60MB/秒)と最新スマートフォンに最適だ。容量も32GBから400GBまで拡大し、さまざまな用途に使える。また「レスキュープロデラックス」というデータ復旧ソフトが付いてくるため、誤ってデータを削除してしまった、などの万が一の時でも安心。さらに製品は無期限保証となっている。

サンディスクのmicroSDラインナップ

シリーズ名 スタンダード ウルトラ ウルトラ プレミアムエディション (New!)エクストリーム エクストリーム プロ(UHS-II対応)
容量 16GB、32GB 16GB、32GB、64GB、128GB、256GB 400GB 32GB、64GB、128GB、256GB、400GB 64GB、128GB
読取り速度   最大80MB/秒 最大100MB/秒 最大90MB/秒 最大275MB/秒
書込み速度       最大60M〜70MB/秒 最大100MB/秒
スピードクラス C4 C10、U1(※) C10、U1 C10、U3、V30 C10、U3
アプリケーションパフォーマンスクラス   A1 A1 A2(※※)  
※:16GBはU1非対応 ※※:32GBはA1対応

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:サンディスク株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2018年10月18日

関連リンク