モバイルだからこそコンテクストコンテクストを意識したモバイルマーケティングをシンプルに分類すると,以上のようなユーザー特性と成功のためのキーポイントに整理できる。重要なのは1人のユーザーでもそのシチュエーションによってコンテクストが異なってくること,どんなターゲットのどの位の人数を狙いたいかによって打つべきマーケティングは異なってくること,である。 またこれらの分類には収まらないキャンペーンの分野でもコンテクストを意識したモバイルマーケティング事例は既にある。 例えばキリンビバレッジがシーアイエスやアイベックスコーポレーションと組んで行ったキャンペーン「NetでFIRE」だ(2月26日の記事参照)。 清涼飲料を買ってプレゼントといわれても,わざわざハガキを出して応募する気にはならないが,手軽なモバイルからであれば応募してみようかなと思ってしまう。しかも清涼飲料は外出先で購入することが多く,外ではモバイル端末を持っている比率が高い。これは,ユーザーのコンテクストをきちんと理解した商品訴求のモバイルキャンペーンだといえよう。このようなコンテクストを理解したモバイルキャンペーンも数多くの事例が出始めている。 モバイルの特性を活かしたマーケティングの成功の鍵は“コンテクスト”である。ネーミングはどうあれ,この考え方そのものは積極的にマーケティング展開している事業者にとっては,既に当たり前の概念となりつつあるのかもしれない。 [イエルネット 杉村幸彦,ITmedia] 関連リンク 連載バックナンバー Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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