SH506iC特集![]() ![]() ![]() 電車の待ち時間や、長い銀行の行列、待ち合わせで友達が来るのを待つ間──。生活の中には、案外“ちょっとした”待ち時間がある。 こんなときは、雑誌を読んだりケータイを使ったりすることが多い。ケータイは、もらっていたメールに返事を書いたり、スケジュールに予定を入れたり──という使い方が多いけど、気分を変えてパズルゲームを楽しんだりすることもあるかな。 本好きの私としては本も持ち歩きたいけれど、小さなバッグが本でふくれあがってしまうのは、ちょっとつらい……。薄い文庫なら入らないこともないけど、読み終わったあと、邪魔になるのが気になるところ。 「今度新しく出るケータイで本が読めるよ」と教えてくれたのは、本好き仲間のユカ。彼女はPDAの電子書籍ビューアで読書に励んでいる“ちょっと進んだ”ヤツ。本屋で売り切れだった綿谷りさの「蹴りたい背中」も、「電子書籍なら売り切れることないのに」と自慢されたっけ。「夜中、急に星新一の本が読みたくなったんだけど、本屋に行かなくても手に入るんだよね。すごく便利!」とも言ってた。
欲しい本が見つかったらPCにダウンロード。ダウンロード先をminiSDカード内の「BOOK」フォルダに指定すれば、PCからカードを抜いてケータイに差し込むだけで、すぐ本が読める。 高価なPDAを買うのは気が引けたけど、携帯電話なら話は別。余計な荷物も増えないし、メモリーカードの容量分は本が入るから、20冊分の本だって携帯の中に軽々入ってしまう。最近では、紙の本と同時に発売される新刊本も多いらしいから、それもうれしいポイント。
携帯で本を読む──というので気になったのは、3つ。1つは、携帯を開いた状態では読みにくそう──ということ。でもSH506iCは、なんと液晶を表にして折りたたんだ、コンパクトなビューアポジションで本を読めるらしい。
停留所で本を読んでいても、バスが来たら電子ブックを終わらせるだけ。自動的にしおりが挟まれて、次に電子ブックを読むときにはちゃんと続きから読み始められる。これってもしかして紙の本より便利!? 2つめは、液晶画面では本を読みにくいのでは──という心配。紙の本と違って、なんとなく目が疲れそうな気がする。でも実際に使ってみると、文字がくっきりしているから案外読みやすい。文字の大きさも3通りに変えられるから、“疲れているときは大きい文字”にするのも、アリだし。液晶が明るいから、夜、寝ながらも読める──というのは、大発見かも。
3つめはけっこう重要。本に夢中になるあまり、メールを受けそびれたらどうしよう……。でもこれは気にすることはないみたい。読書中でもメールはしっかり通知されるようになっていて、ビューアポジションのままメールを読める。しかも終わったら読みかけの本の画面にもどるのがスゴイ! 最近はすっかり“ケータイ読書”にハマる毎日。電子書籍の本屋さんには“セカチュウ”の片山恭一の本もあったし、ドラマで見た“池袋ウエストゲートパーク”の原作もあった。紙の本ではなんとなく買わなかった書籍を、電子書籍の気軽さで買って読んでしまうなんてことも増えた気がする。読む本のジャンルも広がって、最近ではメールに次ぐ暇つぶしアイテムに昇格。さらに携帯が手放せなくなった今日このごろなのです。
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