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FOMAが200万契約突破
ドコモの第3世代携帯電話FOMAが、2004年3月の目標数を2カ月早く達成。100万契約突破後は4カ月で倍増する伸びを見せた。今後は屋内のエリア化に力を入れ、2004年前半までには都営・営団すべての地下駅をエリア化する。
NTTドコモは1月29日、FOMA契約数が200万を突破したと発表した。本格サービス開始から2年4カ月、100万契約からは4カ月で倍増した計算。2004年3月末の契約目標数を(2003年10月の記事参照)、既に突破したことになる。
急速な伸びについてドコモは、「エリアの拡大や、FOMAの優位性がユーザーに理解され浸透してきた結果」だとしている。
2004年前半までに都内の全地下鉄をエリアに
FOMAのカバーエリアは2004年3月末で全国99%が目標。また課題とされている屋内エリアも、関東地区で地下鉄51カ所、デパート・スーパーなど112カ所、オフィスビル127カ所など、357カ所に達している(12月末時点)。
3月には、都営地下鉄4路線全駅、営団地下鉄30〜40駅などを加え、合計で全国1600の屋内施設をエリア化する。2004年前半までには営団地下鉄の全地下駅もエリア化する予定。
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